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プレスリリース 2009年2月13日 
エリクソンとZain、風力および太陽光発電を併用した発電サイトをミレニアム・ビレッジサイトに構築

*2009年2月13日にストックホルムで発表されたプレス・リリースの抄訳です。

>>English


エリクソン(NASDAC:ERIC)およびアフリカ大陸の15カ国をカバーする通信事業者Zainは、ミレニアム・プロジェクトの一環として、北東ケニアの僻村に環境配慮型発電サイトを構築しました。 当サイトが提供する、信頼性と低価格性をあわせ持つ移動体通信により、Dertuの村民にとり、通話や、医療サービスおよび 教育へのアクセスのほか、将来的な経済の好転が実現可能となります。

このプロジェクトでは、風力および太陽光発電の併用により、僻地におけるテレコム・インフラ構築の二大阻害要因である運用コストと給電の信頼性に対処しています。

エリクソン南アフリカ(サハラ以南)の社長であるJan Embroは以下のように述べています。
「理想的気候条件とは、ディーゼル発電機比で、エネルギー関連運用コストの80%削減が期待できることです。このような環境配慮型サイトは、低所得者層の中でも、特に貧困層の人々に移動体通信を提供することで、生活が改善と貧困の循環を断ち切るためにアフリカ全体に配電網をめぐらすという課題を解決するべく、大きな潜在性を秘めています。」

アフリカZain 社CEO、Chris Gabriel 氏もこれに同意し、さらに次のように述べています。
「昨年、Earth Institute と連携するエリクソンおよびZain社は、臨時ネットワーク設置を通じて当地に初の移動体通信を実現しました。信頼性と無理なく利用できる価格を兼ね備えた移動体音声およびデータ通信により、5,000以上の人々が属するDertuの非定住・牧畜型コミュニティは、得られる経済的、社会的恩恵を足がかりに今後も向上していくことができます。」

近隣のコミュニティの多くの人々は、近隣中で規模の大きな町であるGarissaまで未舗装道路を100キロ移動するのではなく、Dertu に行き、通話やより優れた医療サービスの利用、および新規ビジネスの活用ができるようになり、この村が当地域の経済の中心地となっています。

Dertu でミレニアム・ビレッジ・プロジェクトのサイエンス・コーディネータを務めるAhmed Mohamed氏は次のように述べています。
「Dertu の人々は、モバイル・ネットワークの到来はDertu が生まれ変わった、つまり、業務開発により生まれ変わった日を意味する、と言っています。モバイル・ネットワークの到来により、畜産で生計を立てる牧畜民達は牛の値段の確認のために近隣の町で電話をするだけで済み、確認でき次第すぐに市場に家畜を連れてビジネスができる。また、市場価格が低い場合にはあえて売らずにそのまま家畜の放牧を続けることができます。本当に素晴らしいことです。これ以上優れたコミュニティへの支援はありません。」

さらに、牧畜民達は、極めて乾燥した地域では手に入りにくい、良質の牧草地や水がある場所に関する情報の公開にも携帯電話を使用しています。また、エサを探して広大な土地をさまよい歩く家畜の世話をする子供が、道に迷った際の捜索にも使用されています。

社会的影響も顕著です。遠い親戚との距離の短縮や、より優れた医療や遠隔的の教育を受けられるという非常に重要な事柄における連絡手段としての通信、あるいは唯一の給水源である家畜用水飲み池への被害時等、緊急事態におけるタイムリな救援確保のための政府機関との速やかな通信機能が実現したのです。

一日あたり3,000分以上の通話時間が記録され、当地でビジネスを行う人々が携帯電話で発注や料金請求を行って交通費削減が可能になる一方、SIMカード、中古の電話、スクラッチカード、充電、付属品等の市場が生まれました。

現在、全世界の加入契約数は40億件を超えています。Dertu での経験は、これからネットワークにつながっていくであろう10億人がたとえ世界でどのように不便な場所に住む人々であっても、経済ピラミッドの底辺にいる人々にとって手の届くサービスを確保しながら、収益を生むビジネスケースと共に接続を実現可能であることを実証しています。環境配慮型技術や公民のパートナーシップ、新規ビジネスモデル等、様々な要素が結びつくことが成功を持続させるカギとなるでしょう。

また、Dertuのプロジェクトは、貧困の減少と医療や教育の利用向上というミレニアム・ビレッジの目的に対し、確固たる接続性で貢献できることを裏付けています。サハラ以南のアフリカの10ヶ国が参加するミレニアム・ビレッジ・プロジェクトでは、50万人以上の人々に移動体通信が提供されています。

ミレニアム・ビレッジ・プロジェクトに対するエリクソンおよびZainの貢献は、GSM Associationによるグローバル・モバイル・アワード2009の社会経済開発部門で、最優秀モバイル利用ケースとしてノミネートされました。また、エネルギーを無駄なく使用するエリクソンのハイブリッド・ディーゼル・バッテリー・ソリューションも、最優秀ネットワーク技術向上部門で最終選考に残りました。

エリクソンは、2月16日からバルセロナで開催されるMobile World Congress にてHall 8 に出展しています。ミレニアム・ビレッジ・プロジェクトにおける同社の役割、持続可能なエネルギー・ソリューション、また、テレコムが社会経済開発および炭素排出量をさらに削減できる経済活動の創造のためにどのように貢献できるかを紹介しています。

報道関係の方へ:
1)以下のリンクで、ケニアのDertu のモバイル・ネットワークを詳細に紹介しています。
www.ericsson.com/press/doc/cr08-mw.pdf 
www.ericsson.com/ericsson/press/photos/millennium_vilages.shtml  (写真)

2)当リリース関連の関連コンテンツ、Corporate Responsibilityをご覧ください。www.ericsson.com/broadcast_room

3)関連リリース:エリクソンは、アフリカにてモバイル・イノベーション・センターを展開します。
www.ericsson.com/press/releases/20080925-1254235.shtml

4)2月16日から開催の Mobile World Congress では、Hall 6 にエリクソン・プレスデスクをご用意してお待ちしております。


<エリクソンについて>

エリクソンは、通信事業者に向けてテクノロジおよびサービスを提供している世界有数の企業です。2Gおよび3G移動通信技術におけるマーケット・リーダーとして、通信サービスの提供から1億9,500万人を超える加入者をカバーするネットワークの管理までを行っています。当社のポートフォリオには、移動網および固定網インフラ、ならびに事業者、企業、開発者向けのブロードバンドおよびマルチメディア・ソリューションが含まれており、合弁会社ソニー・エリクソンは、多機能な携帯電話を一般ユーザに提供しています。

 

エリクソンは、革新、技術および持続可能なビジネス・ソリューションを通じて「全世界の人々にコミュニケーションを」というビジョンを掲げ邁進しています。175ヶ国で勤務する約7万人超の従業員は、2007年、279億USドル (1,880 SEK) の収益を創出しました。1876年に設立され、本拠地をスウェーデン ストックホルムにおき、OMXノルディック取引所、およびNASDAQに上場しています。
詳しい情報は、以下のリンクをご覧ください。

http://www.ericsson.com (英語)

http://www.ericsson.com/jp (日本語)