AT&T*、Orange、Telefonica、TeliaSonera、Verizon、Vodafone、Alcatel-Lucent、Ericsson、Nokia Siemens Networks、Nokia、Samsung Electronics Co. Ltd.及びSony Ericssonは、世界中の LTE (Long Term Evolution) ネットワーク上において音声および SMS サービスのスムーズな導入、運用を図る上で推奨する方法を策定しました。
"One Voice initiative"と呼ばれる上記の通信関連のリーダ企業グループは 、LTE上での音声通信および SMS サービスのための技術的な共通仕様をまとめました。このプロファイルは、既存の3GPP で規定された仕様の中から最適な機能セットを策定することによってネットワークベンダ、サービス・プロバイダ、携帯端末メーカなど通信業界の関係者すべてが互換性のある LTE 音声ソリューションを実現しようとするものです。
オープンな共同討議の結果、既存の回線交換電話サービスから IP ベースの LTE サービスへの移行時にサービス品質、信頼性、可用性に関する消費者の期待に沿うためには 3GPP で規定されている IMS (IP Multimedia Subsystem) をベースにしたソリューションが最適であると結論づけられました。IMS がブロードバンド回線にも LTE 無線ネットワークにも同時に対応可能なため、このアプローチにより、サービスの統合への道が開かれることにもなります。
共通仕様策定に引き続いて業界では、LTE 音声とSMS サービスのための国際ローミングと相互運用を図ることでサービス・プロバイダには LTE へのスムーズで明確なパスを提供するとともに加入者はこれらの不可欠なサービスの継続利用が可能になります。
この提案の目的は LTE においてできるだけ大規模なエコシステムを実現し、技術的なソリューションの分散化を防ぐことにあります。この枠組みのもとで、 LTE は増大するデータ・トラフィックに対応するブロードバンド・アクセスを提供するとともに音声サービスと SMS サービスへも対応します。ネットワーク事業者は、ネットワーク装置メーカおよびデバイス・メーカとの共同作業によりカスタマイズされた LTE エコシステムの迅速な開発が可能になります。さらに LTE の音声通信環境でのグローバルな相互接続性が保証され、LTE 上でブロードバンド・アクセスと電話サービスの双方が提供可能になることで将来のビジネス基盤が強化されます。
初期ソリューションのプロファイルが最終案としてまとめられており、このプレス・リリースに関与する企業を通して入手することができます。本プロファイルを配布する目的は、既存の業界フォーラムにて継続的に作業を進められるようにすることです。