ストックホルムにおけるエリクソンのCapital Markets Day

2011-11-17 カテゴリー Press Releases

  • 移動通信インフラのマーケットシェアはエリクソンは2011年5月時点の32%から今日の推定36%となり、第二位の会社より倍以上のシェアを有していることになります。
  • 2011年5月に示された市場見通しは現在も同じです。
  • ソニー・エリクソンへの投資撤収後、特許およびライセンス提供が主要な収益分野となり成長の機会も期待されています。
  • 容量増加プロジェクトより、更なるネットワークの近代化やカバレッジ関連のプロジェクトに移行している第3四半期以降のビジネス・ミックスは今度も短期間同じ傾向を見せるでしょう。

ストックホルムで開催されたエリクソン (NASDAQ:ERIC) のCapital Markets Dayにてエリクソン・グループ 代表取締役社長兼 CEOのハンス・ヴェストベリは2011年5月時点の市場見通しは現在も同じであり、第3四半期レポートで示されたように成長率は年度によって異なり、世界各地の経済が依然として不安定であることから、エリクソンは短期的な事業者支出に、より注意深くならざるを得ないと述べる予定です。

当業界の基礎は依然として強固であり、今後数年内にモバイルブロードバンドのカバレッジ構築が大々的に行われると期待しています。WCDMA/HSPAがカバーしているのは世界の人口のわずか35%ですが、これは2016年に80%になると見込まれています。同じ時期、LTEの人口カバレッジは今日の2%から35%に増加することでしょう。

モバイル・トラフィックの圧倒的増加は人口密度の高いエリアから起こり2016年までのトラフィック拡大の60%は大都市・都市圏から生み出されることになります。今日、エリクソンは、世界の100大都市のモバイル・ネットワーク設置基盤を根拠に算出すると都市圏で43%のマーケットシェアを有しています。

モバイル通信接続性を有するデバイスはすべてエリクソンの特許を使用するライセンスが必要です。無線アクセスからWLAN、ICT全体のバリューチェーンに至るまで幅広いテクノロジー分野において27,000件の特許を有しているエリクソンは、純粋な意味での特許権使用料受取人であり約90件のライセンス契約を成立させています。新しいデバイスや「接続された世界 (world of connectivity)」に参入する他の業界により、エリクソンは2010年に記録した46億クローネ (SEK) の純収益を上回るIPRの増収目標にしています。

CFOであるヤン・フリュクハンマルはエリクソンが強力な財政地位を維持することの論拠を概説します。ビジネスを創出し、M&Aや将来の成長における投資機会を生み出します。フリュクハンマルは導入済みシステムの経済性について、初期のカバレッジ拡張段階がハイレベルなハードウェアおよびロールアウト・サービスを伴うものであり、その一方で拡張/容量段階はよりソフトウェアおよびプロフェッショナル・サービスに中心を置くものとなると述べます。また導入済みシステムによりマネージド・サービス、コンサルティング、システム・インテグレーション、運用サポートシステムおよびビジネスサポートシステム (OSS/BSS) など他の収益機会を生み出すことを説明します。

ヤン・フリュクハンマルはまた、資本ターゲットを論ずる予定です。これは以前と変わらず、売掛金回収期間は90日未満、在庫日数は65日未満、買掛金支払い日数は60日以上、現金化目標日数が70%以上となっています。

第3四半期以降のビジネス・ミックス・シフトは、容量プロジェクトよりもネットワークの近代化推進およびカバレッジ・プロジェクトが多く、しばらく継続します。さらに、第3四半期に述べたように、欧州におけるネットワーク近代化プロジェクトは2011年の第4四半期にはさらに加速される見込みです。弊社の獲得した近代化プロジェクトは2011年の第4四半期にはすべて開始されているはずです。またサービスにおける成長の勢いと相まって、粗利益に希釈効果をもたらすでしょう。さらに第4四半期の粗利益は歴史的に低いものとなるでしょう。

2011年5月に発表された市場見通しに基づいて、Networksビジネスユニットのトップであるヨハン・ヴィーベリが2010年から2015年の主要なネットワーク装置市場の市場規模とその年平均成長率を解説します。3GPP無線アクセス・ネットワーク市場は現在の200億ドルから2015年には330億ドルに拡大し、その年平均成長率は11%に至る見込みです。また3GPPコアは現在の50億ドルから70億ドルに成長し、その年平均成長率は7%となるでしょう。一方でCDMA無線アクセス・ネットワークおよびコアは現在の90億ドルから40億ドルに減少し、年平均成長率は -15%となる見込みです。マイクロ波の市場は年平均成長率4%で50億ドルから60億ドルに、IP Edgeは年平均成長率8%で60億ドルから90億ドルに、光伝送分野は年平均成長率4%で130億ドルから160億ドルにそれぞれ拡大する見込みです。

またヴィーベリは、本年末までにエリクソンのRBS市場投入の95%以上を占めることになるマルチスタンダードの無線基地局RBS 6000のサクセスストーリーを披露します。RBS 6000の市場投入は、2011年5月時点32%であった移動通信インフラにおけるマーケットシェアは現時点での推定36%に拡大するのに貢献しました。RBS 6000は旧世代の無線基地局より容量は1,000%増加、無線性能は20%向上、エネルギー消費は80%削減、占有空間は75%削減します。またヴィーベリは、エリクソン独自のソフトウェアとハードウェアの組み合わせにより、トラフィック負荷やアプリケーション使用率の高い市場環境で優れたネットワーク・パフォーマンスを発揮することを説明します。

CDMA Mobile Systemsビジネスユニットのトップであるリマ・クレシは、LTEエコシステムとLTEへの移行速度によって事業者のCDMA支出がどのように影響を受けるかを説明します。エリクソンはお客様との緊密な協力関係を通してCDMAの最終的な撤去を管理していきます。

Global Servicesビジネスユニットのトップであるマグナス・マンダションは、サービス分野において、業界トップであるエリクソンの位置づけについて説明します。非常に細分化されたテレコムサービス市場で11%のマーケットシェアを有するエリクソンは、第二位の競合相手を40%も上回っています。マネージド・サービス、モバイルブロードバンドおよびOSS/BSSのトランスフォメーションが今後も成長していくにしたがって、サービス分野がさらに伸びるでしょう。

Multimediaビジネスユニットのトップであるパー・ボリクリントは、OSS/BSSビジネスがエリクソンの主要な成長分野の一つであることを説明します。課金分野での強力な地位を築いているエリクソンは、OSS/BSSの全体市場におけるトップの地位を獲得することを目指しています。

ST-Ericssonの社長兼CEOであるジル・デルファシは、収益でトップ9社のうち7社のOEMメーカーとエリクソンが積極的に関わっていることを説明します。またU8500 NovaThorプラットフォーム製品が、トップ5であるSamsung, Nokia, HTC, MotorolaおよびSharpのOEM契約を獲得した状況も説明します。

>>English

タグ

Capital Day