- エリクソンは、APT700採用へ向けた気運がアジア太平洋地域および中南米地域で高まっていることを示すレポートを新たに発表
- 報告書はAPT700が消費者や通信事業者へもたらすメリットを強調
- APT700は世界人口のほぼ3分の1に相当する21億人以上のユーザーにサービス提供の可能性
エリクソンは2013年9月23日、APT700帯の世界的採用に関する経緯、メリット、進捗状況をまとめたレポート「APT700 – A truly global LTE Band (APT700-真にグローバルなLTEバンド) 」を発表しました。世界的に次第にアナログ放送からデジタル放送へと移行しつつある中、APT700は通信事業者にとっては空きスペースとなった周波数帯への投資機会となります。
端末台数が右肩上がりで増加している中、サービスやアプリが実質いつでもどこでも利用出来ることが期待されており、通信事業者にとってこれほどまでにモバイルブロードバンドのカバレッジや通信網のパフォーマンスに対するニーズが高まったことはありません。そのような中、本レポートではAPT700の特性がこのようなニーズに応える格別な機会を事業者にもたらすことを示しています。
レポートによると、アジア太平洋地域や中南米地域における複数の国々がAPT700の採用を取り決め、その他の国々でもデジタル化により空いた周波数帯の開放を進めていることから、地域的調和が密に図られるようになってきています。エリクソンは、そのような国々及びアジア太平洋地域外においても、大きなスケール・メリットを実現すべくAPT700帯取得に動いている国々を支援しています。
APT700は21億を超えるユーザーにサービス提供出来る可能性を秘めており、これは米国の700MHz帯を遥かに凌ぐ対応ユーザー数となります。
また、アジア太平洋地域におけるアナログ放送跡地の割り当てにより、GDPが2020年までに1兆米ドル引き上がるという分析結果が出ています。※
エリクソンの南アジア・オセアニア地域の戦略的マーケティング・政府業務部門のゼネラル・マネージャーを務めるカーステン・レインス (Kursten Leins) は次のように述べています。「私たちの調査によりますと、ユーザーのモバイル通信事業者へのロイヤルティの要因はまず第一には通信網のパフォーマンスであり、コストパフォーマンスがそれに続くという結果が出ています」
「コスト効率良く移動通信のカバレッジとユーザー体感を改善出来るアナログ放送跡地は、通信事業者にとって移動通信ネットワークにおけるユーザー・エクスペリエンスを改善する価値ある資産となります。今後も世界中でアナログ跡地が割り当てられていけば、端末メーカーのスケール・メリットが飛躍的に増大し、ひいては端末ユーザーにとって端末購入時の選択肢が増え、なおかつより安価な端末が購入出来るようになります」
「現在すでに大手通信事業者の多くは地方や屋内のカバレッジを改善することが顧客満足度の向上と解約率の低減に繋がるとして、APT700インフラに対する投資計画を保有しています。周波数分配における地域的調和により、通信事業者としてはモバイルブロードバンドに対するニーズの増大に対応することが出来、なおかつ端末台数が右肩上がりで増え続ける中、モバイルブロードバンドの迅速な取り込みによる利益創出が実現されます」
消費者や通信事業者にとってメリットのある世界的なLTEのエコ・システムを形成するため、エリクソンはアジアを手始めにAPT700の普及を主導し、世界的に幅広い採用を提唱してきました。
APT700の採用を決定または計画承認した国々としては、オーストラリア、ニュージーランド、日本、インド、パプアニューギニア、台湾、韓国、トンガ、ブルネイ、インドネシア、マレーシア、シンガポールがあります。南北米地域においてはブラジル、コスタリカ、コロンビア、チリ、メキシコ、エクアドル、パナマ、ベネズエラが参画しています。現在、APT700の承認を検討している国々としては、タイ、ベトナム、ウルグアイ、パラグアイ、ペルーがあります。
※出展Boston Consulting Group, The Economic Benefits of Early harmonization of the Digital Dividend spectrum and the Cost of Fragmentation in Asia-Pacific, May 2012.

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