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エリクソン、インテルおよびチャイナモバイルは 3GPP に準拠した、マルチベンダーのスタンドアローン 5G NR相互運用性を確立

本資料は2018年6月14日に発表された報道資料の抄訳です。

  • エリクソン、インテル、チャイナモバイル研究所およびチャイナモバイル江蘇会社は、北京のエリクソンラボで、3GPP に準拠したスタンドアローン(SA)5G NRの初の相互運用ライブ試験に成功
  • エリクソンの 5G NR 基地局および インテル®の5Gモバイルトライアルプラットフォーム(5G NR 端末装置プラットフォーム)を使って 3.5 GHz 上でIoDT (Interoperability Development Testing:相互運用開発試験)に成功
  • 初のマルチベンダー SA 5G デモは、5G エコシステムの成熟化に向けた新たなマイルストーンを達成 

エリクソン (NASDAQ: ERIC)とインテルは、チャイナモバイル研究所およびチャイナモバイル江蘇会社と協力し、標準ベースの 5G ネットワークの商用展開を加速化させる、初の 3GPP 準拠のマルチベンダーSA 5G NR通信のデモに成功しました。

3GPP リリース 15 5G NR SA の仕様策定は 2018 年6月13日に完了し、ユーザープレーンとコントロールプレーンを持つSA 5G NR を 5G の次世代コアネットワークに接続して使えるようになりました。ノンスタンドアローンとSAのリリースは同じ物理レイヤー仕様を使います。相互運用性試験が成功したことで、新たに策定された 5G NR SA 標準の商用化に向けてまた一つのマイルストーンを達成したことになります。

3社は、中国・北京のエリクソンラボで、 3GPP に準拠した SA 5G NR 技術のライブ IoDT を実施しました。3.5 GHz の中帯域上の 100 MHz で運用するライブ IoDT ではエリクソンの 5G NR 基地局とインテルの 5G NR 端末装置 (インテル® 5G モバイルトライアルプラットフォーム) のプロトタイプが使用されました。

エリクソンの上級副社長およびネットワーク事業部総責任者のフレドリック・イェドリング(Fredrik Jejdling)は次のように述べています。「初の 3GPP 準拠のSA 5G NR 通信に成功したことで、何年にもわたる研究と標準化活動で構築してきた 5G 商用化への道のりにおいて、エコシステムパートナーと共に新たなマイルストーンを達成することができました。パートナー企業と共に、エリクソンの顧客とエンドユーザーに利益をもたらす、標準準拠の簡単に展開できる技術を実現するという確約を果たしていこうとしています」

またインテル社の副社長兼 次世代標準部長の アシャ・ケディ(Asha Keddy) 氏は次のように述べています。「現在進行中の インテルとエリクソン、チャイナモバイルとの協力関係と、今回の3GPP 準拠のSA 5G NR マルチベンダー相互運用性の確立により、通信業界は 5G NR SA ネットワーク展開の準備を整えることができます。5G ネットワークが展開され始めると、クラウド、コアネットワーク、アクセスネットワークおよびデバイス全体にわたる インテルの技術が可能にする一連の新しい 5G 体験が可能になります」

チャイナモバイル研究所副部長のファン・ ユーホン(Huang Yuhong)氏も次のように述べています。「チャイナモバイルはグローバルパートナーと緊密に協力して共通の5G SA 標準の策定に努めてきました。今回、エリクソンと インテルとタッグを組んで、マルチベンダーの環境で 5G NR の相互運用性達成に成功しました。これは 5G標準 の商用化にとって重要なマイルストーンとなり、チャイナモバイルが大規模な 5G トライアルを実施する上で堅実な基礎を築くものであり、またグローバルな 5G 業界の成功を導くものです」

エリクソンとチャイナモバイルは、本年後半に江蘇省蘇州市で 5G フィールドトライアルを実施し、デモシステムも展開・試験する予定です。エリクソンとインテルは、2017 年から 5G で協力し、世界規模で通信サービスプロバイダーと共にトライアルを共同実施しています。SA 5G NR IoDT の詳細はここに掲載しています。

3社は 2018 年 6 月 27 日から 29 日に開催されるモバイルワールドコングレス上海 で合同の SA NR ライブ通信デモを実施します。

参考資料

インテル® 5Gモバイルトライアルプラットフォームは高性能 FPGA プラットフォームをベースにしたもので、ノンスタンドアローンと SAの両方に対応しています。また Sub-6 周波数帯もサポートしており、アップリンクは 2 レイヤー、256QAM 、ダウンリンクは 4 レイヤー、 256QAM をサポートしています。

技術情報

SA 5G NR IoDT は以下の3GPP 5G NR 要件に適合しています。

複数無線パラメータ(numerology )サポート:広帯域運用および低遅延サービス向けの、中帯域、高帯域だけではなく低帯域の周波数割当もサポートする柔軟な OFDM (Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重) 波形の無線パラメータ

柔軟なフレーム構成:長期的に利用可能で超高効率(ultra-lean)なデザイン、さらに低遅延、高いピークレートおよび高い信頼性やエネルギー効率の良い送信などの要件が課される様々なユースケースに対応できる自己完結型のデータ送信などが、ダイナミックなフレーム構成により実現されます。

チャネルコード:高度な低密度パリティ検査符号(LDPC、low-density parity-check)の最新技術に基づくチャネルコーディングと、極端に大きなピークレートと高い信頼性両方のユースケースに対応するポーラ符号

ネイティブ MIMO サポート:ビームを中心としたデザインに基づく Massive MIMO (Multiple-input, Multiple-output)機能のためのコントロールおよびデータ・チャンネルのサポートにより、周波数効率が改善され、高いデータ速度を達成し、エンドユーザー側でのパフォーマンスが大幅に良くなります。

超高効率(ultra-lean)なデザイン:ユーザーデータの配信に直接関係のない送信を最少化。常時送信信号のニーズを取り除き、よりエネルギー効率のよいデザインを行い干渉を軽減します。

拡張周波数サポート:低帯域、中帯域、高帯域、より多くの周波数帯域、より広い周波数帯域が利用可能になります。

関連リンク

世界のモバイル業界のリーダーがマルチバンドの 5G NR 相互互換性を実現 (プレスリリース 2017年12月21日)

メディアキット、背景解説、高解像の写真は、以下URLからダウンロードいただけます。 www.ericsson.com/jp/thecompany/press

エリクソンは、コネクティビティから最大限の価値を創造する通信サービスプロバイダーをお手伝いします。ネットワーク、デジタルサービス、マネージドサービス、新しいビジネスにわたるポートフォリオを持ち、お客様のデジタル化、効率向上、新たな収益源の発掘をお手伝いします。エリクソンのイノベーションへの投資は、電話とモバイルブロードバンドのメリットを世界中の何十億もの人々にもたらしてきました。エリクソンは、ストックホルムとニューヨークのナスダックに上場しています。

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