KDDI、エリクソンのクラウドネイティブデュアルモード5Gコアを選択
· エリクソン、KDDIネットワークでスタンドアローン5Gサービスを実現するクラウドネイティブデュアルモード5Gコアを展開
· この展開により、KDDIによる消費者、企業、産業パートナー向けの新しい5Gユースケースの開発が可能に
· CI/CDプロセスを含むゼロタッチ運用を、コンテナーベースのマイクロサービスアーキテクチャーと自動化機能で強化

エリクソン(NASDAQ:ERIC)は、5Gユースケースの開発強化とその実現に道を開くクラウドネイティブデュアルモード5GコアをKDDIの5Gスタンドアローンネットワークに展開するパートナーに選ばれました。
エリクソンのクラウドパケットコアで構成される本ソリューションは、企業顧客のデジタルトランスフォーメーションの加速に注力するKDDIを支援します。
CI / CD(Continuous Integration and Continuous Deployment)プロセスを含む運用自動化は、コンテナベースのマイクロサービスアーキテクチャーとその自動化機能でさらに強化されます。
エリクソンのデュアルモード5Gコアは、KDDIによるモバイルブロードバンドユーザー、企業、産業パートナー向けの新しい5Gユースケースの開発を支援します。またエリクソンもパートナーとなっている、最近発表されたKDDIの企業向け5Gビジネス共創アライアンスもサポートします。
北東アジア市場を統括するエリクソン上席副社長、クリス・ホートン(Chris Houghton)は次のように述べています。「エリクソンのクラウドネイティブデュアルモード5Gコアは、移動体通信を新しいレベルに引き上げ、5Gの世界のデジタライゼーションの恩恵を社会が享受できるようにします。KDDI様によるデジタルトランスフォーメーションの加速と真の5Gのお客様への提供に必ずや貢献するはずです。今回の画期的な契約は、長年の緊密な協力関係があって初めて実現されたと言えます」
背景
エリクソンとKDDIは2018年以来、5Gコアに関して協力を続けてきました。両社はエリクソンの早期エンゲージメントプログラムの一環として、検討と研究を続けてきました。このプログラムはさらに発展し、共通NFVI基盤とCI/CDを含む5GC機能の検討も対象となりました。
KDDIは2019年9月にエリクソンを5G RAN (Radio Access Network) ベンダーに選定し、今年の3月に商用5Gサービスを開始しました。
エリクソンは現時点で、それぞれ異なる通信事業者と118件の商用5G契約または合意を結んでおり、世界中で72の商用5Gネットワークをサポートしています。
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エリクソンについて
エリクソンは、コネクティビティから最大限の価値を創造する通信サービスプロバイダーをお手伝いします。ネットワーク、デジタルサービス、マネージドサービス、新しいビジネスにわたるポートフォリオを持ち、お客様のデジタル化、効率向上、新たな収益源の発掘をお手伝いします。エリクソンのイノベーションへの投資は、電話とモバイルブロードバンドのメリットを世界中の何十億もの人々にもたらしてきました。エリクソンは、ストックホルムとニューヨークのナスダックに上場しています。www.ericsson.com
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