自己紹介と現在の役割
クラウドソフトウェア&サービス・ジャパン統括本部のプロジェクトオフィスに所属する大木ありささんは、プロジェクトマネージャーとして多くの仲間を支える役割を担っている。 スケジュール策定から進捗の可視化、コスト管理、会議の議事録作成まで、現場の情報を整理し、意思決定に必要な材料を提供することが彼女の任務だ。
最近ではプロジェクトマネージャーとして、自らプロジェクトをリードする機会も増えているという。「プロジェクトごとに関わるメンバーや業務内容は大きく変わるため、同じ日に全く異なるタイプの仕事をしていることもあります。それが、この仕事の面白さであり、やりがいです」
「北欧で暮らしてみたい」を仕事へ――エリクソンとの出会い
人生の転機となったのは、大学時代に経験したノルウェーへの1年間の留学だった。北欧で暮らす中で、街の落ち着いた雰囲気や、仕事とプライベートのバランス、他者を尊重する価値観に強く惹かれた。
「この価値観の中で働いてみたい」という思いから、就職活動の時期に重なっていたこともあり、日本で北欧企業を探す中でエリクソンに出会った。専攻はリベラルアーツで技術知識は皆無だったが、その想いが勝り、通信業界への一歩を踏み出した。
地方拠点から広がるキャリア
大木さんは仙台オフィスでエンジニアとしてキャリアをスタートさせた。社員数が少ない拠点での日々は、一人ひとりの距離が近く、日常的に声を掛け合う温かな環境だった。
「小規模だからこそ、自分の状況や課題をすぐ共有でき、相談のレスポンスも早い。地方拠点でスタートできたことは、後の異動でより大きな組織に入った時にも役立ちました」と、彼女は当時を振り返る。
「風通しの良さ」が生み出す挑戦の機会
エリクソンで働く中で最も魅力に感じているのは、役職や肩書きに依存しないコミュニケーションのしやすさだ。社長や部署のトップに対しても直接話しやすい環境があり、周囲は一人ひとりの意見に真摯に耳を傾けてくれる。
また、グローバル企業としてのネットワークも強みの一つだ。「例えば『プロジェクトマネージャーになりたい』と考えた際に、上司や同僚に相談すると、快く本社や別拠点のスタッフを紹介してくれる。そうした環境が当たり前になっているのは、エリクソンならではだと思います」
エリクソン・ジャパンのオフィスで同僚と交流する大木ありささん。チームワークと多様性が息づく職場環境です。
学びを支える充実制度
オンライン研修制度が充実している点も、彼女の成長を支えている。英語中心のコンテンツであっても、社内には挑戦することを後押しする文化が根付いている。
「英語が得意でなくても、抵抗がなければ業務の中で自然に上達していると感じます。特に他地域のチームとの協働プロジェクトでは、日常的に英語を利用し、研修で学んだ知識を即実践できるため、成長のサイクルが早いですね」
成果と信頼を土台にした働き方――裁量と責任のバランス
日々の業務では、成果に向き合うプロフェッショナリズムと、個人の事情や働き方を尊重する姿勢が両立していると感じる。チームで動くことはもちろん、与えられた役割を責任持って全うすることが何より重要視される。
「成果さえ出せば、働き方についてはフレックス制など個人の裁量にまかせられています。例えばヨーロッパ拠点との協働では、時差を考慮して夜や早朝に会議を行うこともあります。夜に会議が多く入っている場合、午前中はゆっくり仕事を始められるなど、個人を尊重する文化がこうした柔軟な働き方の根幹となっています」
趣味と両立できるワークライフバランス
仕事の充実とともに、趣味である旅行も大切にしている。プロジェクトの進行状況を見ながら、オフシーズンに平日休みを取るなど、オンとオフを柔軟に切り替えている。
「プロジェクトのスケジュールによっては、時にはメンバー全員で休暇を合わせるケースもあり、『休むこと』もチーム活動の一部として自然に受け入れられています。この柔軟さは、仕事とプライベートのバランスを整える大きなメリットです」
大学時代の学びを仕事に生かす
リベラルアーツ専攻で培ったクリティカルシンキングは、複雑な情報の中から最適解を導く現在のプロジェクト業務に直結している。また、国際関係学で培った英語や異文化理解が、多国籍なメンバーと協働する土台となっている。
「文化や考え方の違いを受け入れつつ協働できる力は、今の環境にとても役立っています」と彼女は語る。
新しいタスクへの挑戦がやりがい
未知の分野や初めてのタスクに取り組む瞬間、彼女の心は躍る。「最初は全くわからなくても、やがて全体像が見えてきて、自分がどう動くべきかが分かる。『理解が深まるプロセス』そのものが面白いんです」
業務が順調に回り始めると、効率化や改善策を提案できるようになり、チーム全体に貢献できているという実感が大きなやりがいとなる。
5Gプロジェクトでの壁と成長
大きな壁にぶつかったのは、5Gコア構築プロジェクトの最中だった。エンジニアからマネジメントへと変わり、経験ゼロで、しかも日本人は自分一人という過酷な状況だった。
「一人では到底進められず、他チームやプロジェクト外の方々に助けを求めました。結果的に協力を得て成功に導けたことで、『助けを求める勇気があれば必ず応えてくれる』という文化を実感しました」。この経験が、彼女を大きく成長させた。
キャリアパスは自分で選ぶ
エリクソンでは、エンジニア職からスタートしても、営業や設計など幅広い選択肢が用意されている。会社がキャリアを決めるのではなく、本人の意思を尊重する。
「自分のやりたいことを自分で決める方針です。希望を発信することで、必要なリソースや人材との接点を提供してくれます」
信頼される環境と課題感
彼女が考えるエリクソンの最大の魅力は、社員にやる気があり、なりたい姿をしっかりと発信・共有できれば、経験の長さを問わず、大きな責任を持つポジションを任せてもらえる点にある。この信頼関係こそが、挑戦を求める社員にとって大きなモチベーションとなっている。
挑戦したい人へ、エリクソンからのメッセージ
最後に、これから入社を目指す人たちへ熱いメッセージを贈った。
「理系・文系は問いません。興味があることや、やりたいことを積極的に発信してください。周りとコミュニケーションをとることが大きな力になります。大きな声を上げれば必ず応えてくれる環境がここにはあります。グローバルネットワーク、柔軟な働き方、多様なキャリア――挑戦したい人には最高の場所です」