Singtel、エリクソンにより5Gスタンドアロンを実現

エリクソンは、5G無線アクセス製品およびクラウドネイティブなデュアルモード5Gコアネットワークソリューションにより、Singtelの5G SAネットワークを強化します。 

エリクソンの製品群は、人口密集地の屋外で高品質なコネクティビティを提供するとともに、都市部の屋内・モールでの強力なカバレッジを実現します。Covid-19のパンデミックによる多くの旅行やロックダウンの制限のため、屋内でのコネクティビティ向上の必要性が高まりました。 

2021年5月のConsumerLabレポート（英語）「Five Ways to a Better 5G」によると、シンガポールの消費者に満足のいく5G体験を提供する上で、公共の場での屋内5Gカバレッジがモバイルデータ速度の2倍の重要性を持つようになっています。 

また、エリクソンの5G SA向けソリューションは、クラウドゲーム、没入型メディア、自動車やロボットの制御などで必要とされる超高速な応答時間と高速なデータレートへのアクセスを実現します。また、このコネクティビティにより、Singtelはネットワークの将来性を促進し、新たなビジネスチャンスを生み出すことができます。 

Singtelのグループ・チーフ・テクノロジー・オフィサーであるマーク・チョン氏は次のように述べています。 
「5Gのジャーニーにおいてエリクソンと提携できることを嬉しく思います。当社と供にシンガポール初の5Gスタンドアローンネットワークを立ち上げ、今年、最速の5Gスピードを達成しました。5Gは、より大きなイノベーションをもたらすゲームチェンジャーであり、ひいてはデジタルハブとしてのシンガポールの地位を強化するものです。エコシステムパートナーと協力して、5Gが企業や消費者にもたらすメリットを最大限に発揮できることを楽しみにしています」 

また、エリクソンとSingtelは、シンガポールにおける5Gエコシステムの成長と活性化を促進するために、複数のグローバルな業界パートナーと、シンガポールで先進的な5Gエンタープライズソリューションを開発するための覚書(MoU: Memorandum of Understanding)を締結しました。このMoUでは、テスト施設や能力を活用してソリューションを革新し、グローバルな展開に向けてスケールアップしていきます。パートナー企業は、ABB、Axis Communications、Bosch、Bosch Rexroth、Cradlepoint、DHL、Hexagon、PTC、Rohde & Schwarzです。 

エリクソン・シンガポール、ブルネイ、フィリピンの責任者であるマーティン・ヴィクトリンは次のように述べています。 
「5G SAにより、シンガポールの消費者は5G接続のメリットを十分に享受できるようになります。また、業界を問わず企業は、強化されたモビリティ、柔軟性、信頼性、セキュリティのメリットを享受できます。Singtelの長年のパートナーとして、世界初の5G SAネットワークの一つの展開をサポートできることを誇りに思います。エリクソンは世界的なICTリーダーとして世界中で100近くの5Gネットワークを展開することで、すでに豊富な技術的専門知識を蓄積しています」  

エリクソンとSingtelは、過去30年に渡りシンガポールで数々のマイルストーンを達成してきました。このパートナーシップには、シンガポール最速の5G速度の達成、企業が5Gの機能を体験できるようにするためのエリクソン製の世界初のポータブル5G-in-a-boxプラットフォームであるSingtelのGENIEの発売、SingtelとSingapore Polytechnicの協力による企業向け5Gソリューションを推進するための国内初のライブ5G施設である5G Garageの設立など、シンガポールにおける5Gの先導的な役割が含まれています。

関連情報（英語）

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