企業は5Gの価値に気づき、その恩恵を受け始めています。AIは当たり前の存在になりつつあり、消費者のアーリーアダプターは平行宇宙パラレルワールド、すなわちメタバースでますます多くの時間を費やすようになっています。当然ながら、これらすべての新しい5Gの機会は、エンドツーエンドのサービスとリソースのオーケストレーション、創造的な収益化、プロセスの自動化、クラウド環境による柔軟性の向上など、CSP(Communication Service Providers)の環境に新たな要件を課しています。持続可能性を達成するには、これらの開発のすべてを収益化する必要があります。
10月18日~19日にシリコンバレーのサンタクララで開催されたEricsson BSS Summit 2022は、これが出発点となりました。Ericsson BSS Summitは、エリクソンのデジタルBSS(Business Support System)のお客様、つまりエリクソンのTelecom BSSを収益化に活用している全世界の約300社の通信事業者様専用のイベントです。過去20年以上にわたって開催されてきたBSSサミットは、過去2年間はバーチャルイベントとなりましたが、今回は多くの方々に実際に、あるいは直接参加できなかった方々にはデジタルな形で再会できました。
以下ではイベントでのホットトピックトップ10をご紹介します。Ericsson BSSをご利用のお客様は、すべての内容の録画をご覧いただけます。無料登録することで、業界をリードする専門家の知見に触れることができます。
1. 収益化の最大化
私たちは、事業や日常生活における成功が、顧客、サードパーティのサービス、バーティカル産業との継続的かつ効果的な接続にかかっている左右される依存している世界に生きています。5Gを活用してこうした新たなコネクテッドワールドの機会を収益化するには何が必要なのでしょう。現在の状況はどのようなもので、今後CSPが収益化を図るためにはどの方向を目指すべきなのでしょうか。
2. ネットワークスライシングで実現する5G収益化
企業のトランスフォーメーションにより、接続性への要求はますます高まっています。ネットワークスライシングを備えた5Gがあれば、CSPは分離されカスタマイズされた複数の仮想ネットワークを展開してこれらの要件に対応すると同時に、強力な収益化の機会を得ることができます。ネットワークスライシングソリューションはすでに提供されており、CSPは企業と協力して商業的な提案を展開しつつあります。しかし御社の環境と組織はこの旅に加わる準備ができていますか。CSPが計画しているネットワークスライシングの収益化について、私たちの見解をご紹介します。
3. ネットワークスライシングとSLA管理
5Gビジネスの時代は、消費者分野のみならず企業分野においても、CSPにさまざまな機会をもたらします。エリクソンは常に、CSPが収益性の高い企業向け5Gユースケースをサポートし、独自の接続サービスを提供して企業価値を高め、それによってさらなる収益を確保できるよう支援することを目指しています。ネットワークスライスとエンドツーエンドのSLA管理の組み合わせがもたらす可能性を探ります。
4. 5Gの次の波に乗る
2022年末には世界の5G契約数が10億を超えると予想されており、今や5Gはアーリーアダプターの次の波を目指すユーザーへと向かっています。CSPはそれに対してどう備えるべきでしょうか。Ericsson BSS Summit 2022の動画では、17億人の消費者と4億3,000万人以上の5Gユーザーの意見を集めた世界最大の5G消費者調査から得られた最新の洞察を解説しています。何が変わったのかを理解するために5Gの開始から3年間を振り返り、5Gの収益化を成功させるために不可欠な最も重要な事項をピックアップしています。素晴らしいユースケースや導入された新しい新しく導入された5G収益化モデルをご紹介するこのセッションは、5G導入と2025年までのユーザーの行動がBSSの要件をどのように進化させるかをご理解いただくために役立つはずです。
5. MVNOの最新化
MVNO(Mobile Virtual Network Operator)は増加傾向にあり、5Gに伴い今後も増加することが予想されます。CSPの成長には、魅力的なパートナーになることが重要です。ここではエリクソンBSSの顧客であるAT&Tが、スピード、カバレッジ、リーチを活用し、ビジネスパートナーと協力して効率的に収益化を達成した方法を紹介します。その成功には、BSSが大きな役割を果たしています。
6. 独自のAPIエコノミーの実現
API(Application Programming Interfaces)は新しいものではなく何十年も前から存在し、顧客、サードパーティー、バーティカル産業を結んできました。が、しかし現在では、迅速で容易なアクセス、小さなオーバーヘッド、インパクトの大きな接続を提供することで、成功のカギを握る存在になりつつあります。言い換えればAPIはビジネスの展望を変え、独自の経済を生み出しているのです。しかし成功するためには、自分の戦略は何で、誰とパートナーを組み、どこを目指すべきなのかを知っておく必要があります。御社には新しい経済への準備ができていますか。
7. 脱物質化の未来
今年はメタバースが流行語になりました。しかしメタバースがそれよりも大きな何か、つまり経済の非物質化という新時代の始まりを示すものだとしたらどうでしょう。私たちが見たり買ったりするものは、3Dインターネットの世界でデジタル資産化が進むのでしょうか。そしてもしそれが正しければ、これは通信業界にとって何を意味するのでしょう。
8. ネットワークをサービスイノベーションプラットフォームに
デジタルエコシステムでは、CSPは顧客に接続性を超えた価値を提供することが求められています。CSPは自社の接続ネットワークを、柔軟なサービスの創造とイノベーションのためのプラットフォームへと変革する必要があります。企業アプリケーションによるシンプルでスムーズなNWサービスの利用を実現するサービスAPIの公開が、そのベースとなるはずです。エリクソンが研究している、ダイナミックな5Gネットワークスライシングのユースケースで重要な役割を果たす、接続性管理とデバイス接続性管理のための2つのサービスAPIについてご紹介します。
9. AIを活用したデータの収益化
データは重要な資産であり、AIは組織にとって収益化の重要な源泉となっています。いまだに多くの課題も存在しますが、世界の企業の半数はすでにAI戦略を持ち、その機会を有利に活用しています。AIは近い将来あらゆるところに浸透し、企業がその恩恵を受けたいと考えるAIの重要なアプリケーションとしてメタバースが浮上しています。エリクソンはBSSの観点から、メタバースがBSSに及ぼす影響について、いくつかの初期のトレンドを予測しています。
またエリクソンのAI戦略と、エリクソンBSSのデータ取り込みとAI戦略が、お客様やそのパートナーによるAI機会の活用をどのようにサポートするのかについてもご紹介します。
10. ネットワークからチャネルまで5Gの価値を自動化
前述のとおり、5G技術は消費者と企業の両分野でCSPに新たな収益機会をもたらしています。これらの機会には、多くの社会分野や産業部門にわたる新たなサービス提供が含まれます。このセッションでは、カタログドリブンのエリクソン製品群が、ネットワークからチャネルまでのプロセスを結び自動化することで、どうやってどのように5Gの機会を生かせるかを探ります。
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