アドゥナはこの6月、日本の通信事業者であるソフトバンクとNTTドコモと覚書を締結しました。
ソフトバンクとの提携は、開発者による標準化された通信APIへのアクセスの拡大と、GSMA Open Gatewayなどの通信業界全体の取り組みの支援にフォーカスしたものです。両社はソフトバンクの高度なインフラとデジタルの専門知識をアドゥナの統合プラットフォームと組み合わせることでイノベーションの障壁を引き下げ、企業が接続のインテリジェンスをアプリケーションに組み込みやすくすることを目指しています。
ドコモとの協業では、通信事業者の高度なネットワーク機能がアドゥナの統合プラットフォームを通じてアクセスできるようになることで、企業やデジタルサービス事業者は顧客体験の向上、セキュリティワークフローの効率化、統合の複雑さの軽減を実現できます。
ドコモがプラットフォームに参加したことで、アドゥナは日本での事業展開を拡げて世界で最も先進的なデジタル市場の一つに進出するとともに、企業や開発者のユースケースの拡張性の強化を実現します。
ソフトバンクとドコモの参加により、すでに発表されているKDDIの資本参加と合わせて、日本の大手通信事業者3社がアドゥナのエコシステムに参加することになりました。
またアドゥナは、米国を拠点とする通信テクノロジー企業Syniverseと戦略的パートナーシップを締結しています。Syniverseはこの提携を通じてアドゥナのAPIプラットフォームと統合できるようになります。Syniverseはこのパートナーシップを通じ、信頼できるマルチオペレーター環境の全域にわたって、SIMスワップ、番号検証、デバイス位置情報などの強力なネットワークAPIへのシームレスなアクセスを顧客に提供しようとしています。
この他、Microsoftがテクノロジーパートナーとしてアドゥナのコミュニティに参加します。この協業はMicrosoft Azure上に構築されたアドゥナのプラットフォームを拡張してMicrosoft AIを統合し、ネットワークAPIをグローバル規模で利用する企業や開発者に実用的な洞察とインテリジェンスを提供することをねらいとしています。
アドゥナの集約されたネットワークAPIは、Azure Marketplaceのパートナーを通じて、Microsoftのネイティブなサービスとして利用できるようになります。これによりMicrosoftのグローバル開発者と企業コミュニティは、SIMスワップ検出、電話番号検証、リアルタイムデバイス位置決め、オンデマンドサービス品質制御などのネットワーク機能に直接アクセスできるようになります。
インドを拠点とするグローバルシステムインテグレーターであるWiproとTech Mahindraも、アドゥナのパートナーエコシステムに参加しています。WiproとTech Mahindraは、SIMスワップ、番号検証、デバイス位置情報、QoD(Quality on Demand)などのアドゥナの調和のとれたネットワークAPIを、金融サービス、製造、物流、公共部門などの産業全体のトランスフォーメーションの取り組みに統合します。
アドゥナはグローバルシステムインテグレーターが、通信の機能と企業システムの接続において、独自かつ重要な立ち位置にあると考えています。ネットワークAPIをデジタルワークフローに組み込むことで、企業はセキュリティの強化、オンボーディングの迅速化、コミュニケーションの改善、コンプライアンス要件への対応を、通信関連の複雑性に煩わされることなく行うことができます。アドゥナはまた、グローバルシステムインテグレーターが、ビジネスコンサルティング、サービスのフレームワーク、技術的なオンボーディングサポートを提供することにより、通信事業者とアドゥナ間のプラットフォームの統合を支援する上で重要な役割を果たしていると述べています。
英国チャネル諸島を拠点とするCPaaS(Communications as a Service)プロバイダーであるJT Globalは、アドゥナのパートナーエコシステムに参加し、新しい高信頼性ネットワークAPIのセットを通信プラットフォームに統合することになりました。
JT Globalはこのパートナーシップにより、デジタル化が進むモバイルファーストの今日の世界で重要なツールである、強化された認証、ID検証、不正防止機能をグローバルなエンタープライズ顧客に提供できるようになるはずです。
アドゥナの統合APIプラットフォームを通じて、JT GlobalはSIMスワップや番号検証などの標準化されたネットワークAPIにシームレスにアクセスできるようになります。
アドゥナについて
世界の複数の通信事業者とエリクソンの画期的な合弁会社であるアドゥナは、世界中の開発者が共通のネットワークAPI(Application Programming Interface)を通じてネットワークを最大限に活用できるようにすることで、イノベーションを加速することに専念しています。アドゥナのパートナーには、América Móvil、AT&T、Bharti Airtel、Deutsche Telekom、KDDI、Orange、Reliance Jio、Singtel、Telefonica、T-Mobile、Verizon、Vodafoneが含まれます。またGoogle Cloud、Infobip、Sinch、Vonageなどの開発企業と協業しています。GSMAとLinux Foundationが推進するCAMARAオープンソースプロジェクトに基づく統合プラットフォームの下、アドゥナは世界中の通信事業者のネットワークAPIを組み合わせることで、共創を促進し、ユーザー体験を向上させ、産業の成長を促進する、標準化されたプラットフォームを提供します。アドゥナの詳細についてはadunaglobal.comをご覧ください。