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ダイナミックスペクトラムシェアリングによる画期的な5Gデータ呼が5Gの全国展開を加速

本資料は201994に発表された報道資料の抄訳です。

エリクソンとクアルコムテクノロジーズによる先駆的な5Gアプローチの一つとして、4Gから5Gへの円滑な移行を実現する高費用対効果かつ効率的なソリューションが初日から提供されています。エリクソンのスペクトラムシェアリングおよびQualcomm® Snapdragon™ 5G モバイルプラットフォームを用いることで、サービスプロバイダーは簡単なソフトウエアアップグレードで現在4Gに使用されているスペクトルを全国的5Gカバレッジの構築に利用できます。

モバイルサービスプロバイダーの5G戦略の重要なカギとしてダイナミックスペクトラムシェアリング(DSS) が浮上しています。この分野でエリクソンは、現在4Gに使用されている帯域を用いて最小の総所有コスト(TCO)で5Gを立ち上げるソリューションを提供しており、これにより、立ち上げ後短期間での全国的な5Gカバレッジの実現が可能です。エリクソンのスペクトラムシェアリングを用いることで、既存LTEキャリアは簡単なソフトウエア・アップグレードで5G New Radio (NR)とLTEを同時運用できるようになります。このソリューションは、ネットワーク内の4Gおよび5Gデバイスの混在状況が時とともに変化する中で最適なパフォーマンスを実現する革新的なインテリジェントなスケジューラーアルゴリズムに基づいています。

現在、エリクソンはクアルコムテクノロジーズと共同で、エリクソンの無線システムをベースとした商用ハードウエアとソフトウエアおよびQualcomm® Snapdragon™ X55 5G Modem-RF System搭載のモバイルテストデバイスを使用し、3GPP FDDの低帯域でスペクトラムシェアリングを使用した世界初の5G データ呼を実現しています。2G以降のいかなるセルラーの世代間でも周波数の共有が実現されなかったことを鑑みると、これはワイヤレス通信における飛躍的な進歩と言えます。この技術は、モバイルの世界で最も限りある資源の一つであるスペクトルを使用し、事業者ネットワークに新世代の無線アクセス技術を導入する際のあり方を変えていくでしょう。

エリクソンのネットワーク製品部門の総責任者であるパー・ナルビンガー (Per Narvinger)は次のように述べています。「エリクソンのスペクトラムシェアリングを用いることで、サービスプロバイダーは現在LTEで使用中の帯域におけるエリクソン無線システムへの投資を5G導入のサポートに再利用できます。私たちは、エリクソンのスペクトラムシェアリングが提供するTCO上の利点が広範囲の5Gカバレッジの迅速な構築を促進すると確信しています。この最初の呼は、今後の莫大な需要に応えるための5Gネットワーク進化の重要な節目となります」

クアルコムテクノロジーズの4G/5G担当シニア・バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのダーガ・マラディ(Durga Malladi)氏はこう述べています。「今回の成功は私たちの長期に渡るエリクソンとの連携の賜物であり、世界中の事業者がDSSを使用してシームレスかつグローバルな5Gの全国展開を実現するための重大な一歩です」「私たちの包括的なSnapdragon X55 5G Modem-RF Systemアーキテクチャーに含まれるDSSのサポートで、来年の5G商用化第2フェーズにおいてモバイル業界の全国カバレッジ構築の加速に寄与できることを期待しています」

5Gを超えた固有の技術的マイルストーン

ダイナミックスペクトラムシェアリングによるデータ呼の確立は、Snapdragon X55 5G Modem-RF Systemを搭載したモバイルテストデバイスと商用LTEスマートフォンを使用し、カナダのオタワにあるエリクソンのラボで4Gと5G両方に対応するエリクソンのマクロ無線機を使って8月に既に成功しています。

LTEスマートフォンおよび5Gテストデバイスのデータ呼セクションは同一FDDスペクトル上で同時に実行されました。今回、DSSを利用して5G呼の確立に成功したことは、事業者がこの固有ソリューションを使用してスペクトルを共有することで迅速かつ円滑に5Gカバレッジを展開できることを示す重要なマイルストーンです。

5Gの商用展開が進む中、FDD帯域上での迅速な5G展開を目指すサービスプロバイダーにとって、スペクトラムシェアリングはスペクトルのリファーミングが不要な魅力的な選択肢となります。エリクソンとクアルコムテクノロジーズが達成したこのマイルストーンは、ダイナミックスペクトラムシェアリングが重要な役割を果たす迅速な5G商用化に向けた現実的な進歩を示しています。

これまで、新しい無線アクセス技術は2G、3G、4Gでそうであったように異なるスペクトルブロック上で展開されてきました。このため、事業者は新しい世代を割り当てるための新たにスペクトルを購入するか、既存のスペクトルを再編成しなければなりませんでした。これは非常に時間とコストのかかるプロセスです。スペクトルの再編成には10年かかることもありますが、スペクトラムシェアリングは一晩で実現可能です。ダイナミックスペクトラムシェアリングは、同一帯域上で4Gと5Gの展開を可能とし、ユーザーの需要に応じて4Gと5G間で動的にスペクトルを割り当てる画期的イノベーションによって、新技術の導入に革命をもたらします。

行動すべき時は今

先行者利益を得ることは大きなメリットです。エリクソンの調査*では、4Gで先行したサービスプロバイダーの73%が各市場でマーケットシェアを拡大しています。より早期の商用化と低い投資要件の組み合わせにより、スペクトラムシェアリングは事業者の5G戦略の不可欠要素となっています。

エリクソンはまた、低中帯域と低高帯域間に帯域間NRキャリアアグリゲーションを適用することでサービスプロバイダーに新しい 5G NRの中帯域および広帯域のカバレッジ拡張の機会を提供します。ここで、エリクソンのスペクトラムシェアリングは低帯域でのNRの容易な導入を可能とするカギとなります。スペクトラムシェアリングは、NRキャリアアグリゲーションと組み合わせることで屋内およびセルエッジで1秒あたり数百メガバイトを達成し、通常、新しい5Gの中帯域および高帯域セルにおいてカバレッジエリアを倍に拡大できます。

より迅速かつ円滑な5G展開のためのSharing Spectrumについてさらに読む。

編集者向け注記:

QualcommおよびSnapdragonは米国およびその他各国で登録されたQualcomm Incorporatedの登録商標です。

Qualcomm SnapdragonおよびQualcomm Snapdragon X55 5G Modem-RF Systemは クアルコムテクノロジーズおよび/またはその子会社の製品です。

*エリクソンが実施した、4Gを有する世界最大規模の15市場における調査の結果(Ovum WCSデータベースのデータより)

 

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エリクソン・ジャパン株式会社
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Email: info.k@ericsson.com