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EYとエリクソンの調査から、成功するモバイル通信事業者の戦略が明らかに

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  • エリクソンとEY、フロントランナーと呼ばれる成功しているモバイル通信事業者が採用した3つの特徴的戦略を協働で明らかに
  • 成功している通信事業者は、共通してネットワーク性能とユーザー・エクスペリエンスを重視。戦略により違いのある差別化、イノベーション、技術的アプローチ
  • フロントランナーの収益はCAGR(年平均成長率)で9.6%の伸び、一方、競合他社は2.7%止まり。フロントランナー不在の市場では、平均1.4%のマイナス成長 (2010~2014)
Press release
May 11, 2016 06:37 (GMT +00:00)
Graph_Frontrunner emergence

通信事業者は、従来の収益へのプレッシャーやモバイルデータの使用が高まるなか、ネットワークとビジネスモデルの両面で進化を迫られてきていますが、その成功の度合いはまちまちです。エリクソン (NASDAQ: ERIC) は、アーンスト・アンド・ヤングと協力して、フロントランナーと呼ばれる通信事業者を特定・分類しました。2010年から2014年までの間、フロントランナーは年平均成長率で9.6%の成長を遂げ、同市場の競合他社はわずか2.7%の成長に止まりました。

エリクソンは、2015年5月5日にその調査結果を発表しフロントランナーが採用した3つの特徴的な戦略を紹介しました。重要な点は、エンドユーザーにとって良いものは通信事業者にとっても良いということです。

フロントランナーの戦略:

  • 品質主導の発展: 高性能ネットワークと高ブランド嗜好により差別化を実現しています。 
  • 市場主導の適応: 市場の実情に即時適応することで差別化を実現するフロントランナーが当てはまります。
  • 提供主導の変革: 独自の設計による製品やサービスを真っ先に市場に出すことで差別化を実現するフロントランナーを指します。

また、本調査の結果では、フロントランナーが接続やサービスを商品ではなく差別化要因と見なし、既存の収入源を最大化する代わりに新たな収入源の開拓に重点を置くなど、多くの類似点が明らかになっています。フロントランナーでは、従来のサイロ型とは異なり、マーケティング業務と技術業務の役割の間でより緊密な連携が見られ、優れたネットワーク性能を差別化要因として利用したり、顧客の期待に応えるために、ネットワーク性能を向上させ活用しています。

EYのノルディック・アドバイザリーでエグゼクティブ・ディレクターを勤めるマーティン・セベリウス (Martin Sebelius) 氏は次のように述べています。「戦略内容は異なっていても、フロントランナーの通信事業者はネットワーク品質に対するコミットメントが共通しています。当然のことながら、フロントランナーは、人々、ビジネスおよび社会により適した接続を提供するために、業界の慣例に挑戦する新しい方法を絶えず追求しています」

現在はIHSの一部であるInfonetics Researchのモバイルインフラとキャリアエコノミクスを担当するリサーチディレクターのステファン・テラル (Stéphane Téral) 氏は次のように述べています。「この調査はしっかりとした根拠に基づいており、さまざまな市場の事業者が、投資先や利益の創出方法といった一般的な疑問に対する答えを見いだす際に役立ちます。通信事業者は増加するデータトラフィックに対応しようとするなか、飽和市場でよくある横ばいから減少傾向の収益など、厳しい経済状況に直面しています。本調査は世界的視野を活かした微妙に異なる見解を示しているので、事業者が市況を問わずに成功するためにまさに必要とするものです。

さらに、今日のユーザーは非常にモバイルの知識があり、どの加入契約に確定すべきかより適切に判断するための手助けになる、通信事業者を動かす動機をよく理解しています。この調査は、通信事業者だけでなく消費者にも興味深いものでしょう」 エリクソンの無線分野の戦略マーケティングの責任者であるパトリック・セルヴァル (Patrik Cerwall) は次のように述べています。「エリクソンのお客様にとって最高のパートナーであるために、通信事業者の成功要因を把握したいと考えています。これは利己的に聞こえるかもしれませんが、フロントランナーは成長を重視し、コアビジネスを強化すると同時にInternet of Things (IoT) やバーチカルソリューションなど、将来の収益を確保するための新たな市場や能力を検討しています」

セルヴァルはさらに次のように述べています。「新技術の進歩と新しいビジネスモデルの両方が2020年の5Gへの道筋を示すでしょう。ただしその変革は、音声からデータ主導のネットワークへの移行で実際に始まっています。この移行をうまく成し遂げている通信事業者が、5G成功の設計図を提供することになるのかもしれません」

これらの戦略を理解することは、より多くの事業者がフロントランナーになる手掛かりとなります。ある市場のフロントランナーの存在は、その市場の全事業者のプラスになると考えられるので、全ての事業者にとって有益な効果となり得ます。フロントランナーが存在する市場の同業事業者は2.7%成長している一方、フロントランナー不在の市場では1.4%のマイナス成長を示しています。

2013年に特定された12のフロントランナーの大半が品質主導 の戦略に関係しており、規模と資産を活用して優れた品質を提供し、収益性が高い成長を遂げています。市場主導の 通信事業者は少数派で、提供主導 の通信事業者は未だフロントランナーの仲間入りをしていませんでした。2014年のフロントランナー数は約20に増加し、提供主導 の通信事業者も含まれていました。2015年には、フロントランナーは30以上になり、戦略の分布が均等化し始めると予測されます。フロントランナーはそれぞれの地域で必ずしもマーケットシェアのリーダーではないことを認識することが重要です。実際、2013年のフロントランナーの大半はそれぞれの市場で第3位でした。これも2015年までには均等化され、上位3位のマーケットシェアを持つフロントランナーが全体で一様に見られると予測されます。

図1: フロントランナー数が増加するにつれ、戦略分布が均等化し始めます 図2: フロントランナーは、その地域で必ずしもマーケットシェアのリーダーではありません

報道関係の皆様へ

本資料は2015年5月5日に発表された報道資料の抄訳です。

Growth Codes

Growth Codes: Report (May 2015)

高解像度の写真と動画のダウンロードは、以下URLからダウンロードいただけます。www.ericsson.com/thecompany/press

エリクソンは通信技術とサービスを提供する世界有数の企業として、ネットワーク化社会 (Networked Society)の実現を目指して邁進しています。エリクソンは世界中の大手通信事業者との長期的な関係を通じて、人々、ビジネス、社会がそれぞれの可能性を追求し、持続可能な未来を創成しようとする取り組みを支援していきます。

エリクソンのサービス、ソフトウェア、インフラストラクチャ、特にモバイル、ブロードバンド、クラウド分野におけるそれらの技術は、通信とその他の分野における事業の改善、効率の向上、より良いユーザー体験の提供、新しいビジネス機会の創造を実現します。

180カ国で事業を展開し、11万5000人を超える社員を擁するエリクソンは、グローバルな事業規模と、テクノロジーおよびサービスにおけるリーダーシップを備えています。エリクソンは今日、25億人を超えるエンドユーザーへのサービスをサポートしています。世界のモバイルトラフィックの40%以上がエリクソンの提供するネットワークを利用しています。エリクソンは、我々のソリューションとそれらを活用するお客様が常に時代の最先端にいられるよう、研究開発への投資を行っています。

エリクソンは1876年に設立され、本社所在地はスウェーデンのストックホルムです。2014年の売上高は331億USドル (2,280億SEK)です。エリクソンは、NASDAQ OMXストックホルム およびNASDAQニューヨーク証券取引所に上場しています。

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