エリクソンとボーダフォン、FDD/TDDキャリアアグリゲーションを初めて商用ネットワークに投入
- ボーダフォン、LTE FDD/TDDキャリアアグリゲーションを商用ネットワークに投入する初の通信事業者に。今年後半には多くの端末が対応可能になる見込み
- エリクソンの商用ソフトウェアリリース15Bを採用、一つのデジタル装置でFDD/TDDキャリアアグリゲーションをサポート
- 端末の測定試験では、X10 LTE搭載のQualcomm® Snapdragon™ 810プロセッサーを使用
ボーダフォンは、エリクソン (NASDAQ: ERIC) とクアルコムの子会社クアルコムテクノロジーズの技術を活用して、ポルトガルの同社ネットワークを手始めに、FDDとTDD方式によるLTEネットワークのコンバージェンスとキャリアアグリゲーションを導入する最初の通信事業者となります。これにより、ボーダフォンは、LTEのFDDとTDD方式の最良の特性を組み合わせることができるようになります。既設のFDDネットワークにTDDを追加することで、ダウンリンクの総データ容量は大幅に増強され、加入者のモバイルブロードバンドにおける体感を向上します。さらにFDDとTDD方式のキャリアアグリゲーションにより、TDDレイヤーにおけるアプリカバレッジが最大230%拡張されます。
エリクソン・モビリティレポートの予測 (2015年6月) によると、モバイルトラフィックの需要は2020年までに9倍増えることが予想されるため、容量とカバレッジの短期増強が必要になります。今年の後半には対応端末が増えると期待される中、ライブネットワークにFDD/TDDキャリアアグリゲーション技術を実装することにより、ボーダフォンは対応端末が市場投入される時点ですぐに新規サービスに取り組むことができるようになります。
エリクソンのネットワークソフトウェア15Bにより、ボーダフォンのネットワークで既に稼働中のエリクソン・ベースバンドハードウェアにソフトウェア更新を適用し、LTEのFDDとTDD方式の同時運用を実現します。
エリクソンのLTE部門総責任者であるパー・ナルビンガー (Per Narvinger) は次のように述べています。「TDDを低周波数帯のFDDと組み合わせることで、高周波数帯TDDのカバレッジエリアが改善され、TDD周波数はダウンリンクの総スループットを大幅に改善します。TDD周波数は世界的に利用可能であるため、エリクソンは、FDD/TDDキャリアアグリゲーションを世界中のお客様のユーザー・エクスペリエンスをさらに向上させる主要技術であると考えています」
クアルコム・ヨーロッパのシニアバイスプレジデント兼プレジデントのエンリコ・サルバトーリ(Enrico Salvatori) 氏は次のように述べています。「最新のLTE-Advancedマルチモードソリューションでエリクソンやボーダフォンと協働し、エンドユーザーの皆様に改善されたモバイルブロードバンド体感をお届けできることを嬉しく思っています。X10 LTE搭載のSnapdragon 810プロセッサーは、LTE-Advanced技術における弊社のリーダーシップのもとに構築され、LTE TDDとLTE FDDにわたってキャリアアグリゲーションをサポートします」
ボーダフォンがポルトガルの商用ネットワークで現在実施している試験では、バンド3 (FDD 1800)の15 MHzとバンド38 (TDD 2600) の20 MHzが使用され、試験端末で動作するX10 LTE搭載のQualcomm® Snapdragon™ 810プロセッサーでサポートされています。X10 LTE搭載のSnapdragon 810プロセッサーはクアルコムテクノロジーズの製品です。
エリクソンとクアルコムテクノロジーズは、昨年のライブデモで、商用ハードウェアとソフトウェアで初めてFDD/TDDキャリアアグリゲーションを実現しました。
現在、エリクソンは、米国、日本、韓国などLTEトラフィックが多いすべての市場で製品を提供し、世界のLTE処理トラフィックのランキングにおいてトップの座にあり、その量は2位にランクされる競合他社の2倍に相当します。エリクソンは、世界の上位100都市のLTEマーケットシェアでナンバーワンです。 世界中で220を超えるLTE RANとEvolved Packet Coreネットワークが納入され、そのうち170が商用運用されています。
報道関係の皆様へ
本資料は2015年6月23日に発表された報道資料の抄訳です。
Ericsson, Singtel and Qualcomm earn FDD/TDD Carrier Aggregation first
Ericsson unveils generational shift in how mobile networks are built
Ericsson Mobility Report
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エリクソンは通信技術とサービスを提供する世界有数の企業として、ネットワーク化社会 (Networked Society)の実現を目指して邁進しています。エリクソンは世界中の大手通信事業者との長期的な関係を通じて、人々、ビジネス、社会がそれぞれの可能性を追求し、持続可能な未来を創成しようとする取り組みを支援していきます。
エリクソンのサービス、ソフトウェア、インフラストラクチャ、特にモバイル、ブロードバンド、クラウド分野におけるそれらの技術は、通信とその他の分野における事業の改善、効率の向上、より良いユーザー体験の提供、新しいビジネス機会の創造を実現します。
180カ国で事業を展開し、11万5000人を超える社員を擁するエリクソンは、グローバルな事業規模と、テクノロジーおよびサービスにおけるリーダーシップを備えています。エリクソンは今日、25億人を超えるエンドユーザーへのサービスをサポートしています。世界のモバイルトラフィックの40%以上がエリクソンの提供するネットワークを利用しています。エリクソンは、我々のソリューションとそれらを活用するお客様が常に時代の最先端にいられるよう、研究開発への投資を行っています。
エリクソンは1876年に設立され、本社所在地はスウェーデンのストックホルムです。2014年の売上高は331億USドル (2,280億SEK)です。エリクソンは、NASDAQ OMXストックホルム およびNASDAQニューヨーク証券取引所に上場しています。
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