本資料は2020年10月15日に発表された報道資料の抄訳です。
- エリクソンのSA 5Gコアテクノロジーが、KPNにより高速で信頼性が高い安全なコアネットワークを提供
- エリクソンのデュアルモード5Gコアにより、KPNは既存および新規の消費者と企業市場に向けた新しい5Gユースケースの開発が可能に
- 実装は2020年後半に開始の予定

エリクソン(NASDAQ:ERIC)は、オランダの通信事業者KPNのモバイルコアネットワークベンダーに選定されました。エリクソンは5年間の契約に基づき、サードラインサポートサービスを備えたシステム統合プログラムを含む、完全なサポートサービスを備えたデュアルモード5Gコアソフトウェアを展開します。
エリクソン5GコアはKPNの既存の2G/3G/4Gパケットコアとシグナリングテクノロジーの性能を大幅に高め KPNによる初のSA(Standalone)5Gネットワーク展開を実現します。
安全なクラウドネイティブのデュアルモードのエリクソン5Gコアにより、KPNは既存の消費者市場のデータ需要に増大に対応し、かつ強化されたネットワークスライシング機能のサポートをもとに新興の企業分野の5Gによるイノベーションの機会を追求できます。これは スマートトランスポートや新しい超低遅延ゲームのユースケースなどの重要な需要を伴うIoTアプリケーションも含みます。
KPNの技術およびデジタルの最高責任者兼取締役のババク・フラディ(Babak Fouladi)氏は次のように述べています。「この新しい5Gコアネットワークにより、私たちはモバイルテクノロジーの次の時代に突入しています。最新のテクノロジーを持つエリクソンと提携することにより、ギガビットデータレートやリアルタイム通信、大規模なIoTが現実のものになりつつあります。これによりお客様と社会に新しい機能の提供が可能となり、オランダにふさわしいネットワークを提供するというKPNの約束を果たすことができます」
エリクソンの欧州およびラテンアメリカ部門社長であるアルーン・バンサル(Arun Bansal)は次のように述べています。「私たちの最先端技術の5Gコアソリューションを通じて KPNとの100年にわたるパートナーシップを拡大できることをうれしく思います。エリクソンはKPNと緊密に連携し、オランダの消費者と企業がデジタル化を促進する5Gによる新たな機会から利益を得ることができるようにいたします。エリクソンのクラウドネイティブデュアルモード5Gコアは、最先端のコンテナベースのマイクロサービスアーキテクチャーを提供します。これによりKPNは新しいビジネスモデルの開発が可能となり、ネットワークの運用効率をさらに高いレベルへ引き上げることができるはずです」
関連リンク:
Ericsson 5G Core
エリクソンについて
エリクソンは、コネクティビティから最大限の価値を創造する通信サービスプロバイダーをお手伝いします。ネットワーク、デジタルサービス、マネージドサービス、新しいビジネスにわたるポートフォリオを持ち、お客様のデジタル化、効率向上、新たな収益源の発掘をお手伝いします。エリクソンのイノベーションへの投資は、電話とモバイルブロードバンドのメリットを世界中の何十億もの人々にもたらしてきました。エリクソンは、ストックホルムとニューヨークのナスダックに上場しています。www.ericsson.com
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