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エリクソン、クレイドルポイントの買収を完了

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本資料は202011月2日に発表された報道資料の抄訳です。

  • 企業向け提案を強化し、顧客にとって価値ある新収益源を生成
  • 700名以上の従業員を受け入れ
  • クレイドルポイントは既存のブランドで事業を継続
Press release
Dec 23, 2020 04:44 (GMT +00:00)

エリクソン(NASDAQ:ERIC)は、米国に拠点を置く企業向け無線WANエッジ4G/5Gソリューションのマーケットリーダーであるクレイドルポイントの買収を完了しました。今回の投資は、急速に拡大する企業向け5G分野で市場シェアを獲得するというエリクソンの継続的な戦略の鍵となるものです。

2020年9月18日にクレイドルポイントを買収する意向を発表し、この度、買収を完了しました。エリクソンは決済において、現金手元有高から約10億米ドルの対価を支払いました。クレイドルポイントの2019年の売上高は12億SEK、粗利は61%でした。エリクソンの2021年と2022年の営業利益率は約1%下がると見込まれますが、その半分は買収に起因する無形資産の償却に関連するものです。クレイドルポイントは、2022年から営業キャッシュフローに貢献する見込みです。

企業はクレイドルポイントのソリューションを通じて、セルラー技術を使って基地局、車両、モバイルワーカー、IoTデバイスを簡単かつ安全な方法で接続できます。エリクソンはクレイドルポイントのソリューションを組み合わせて提供することで、企業向け5Gサービスをサポートして顧客にとって貴重な新たな収益源を創出し、ネットワークへの投資の収益性を向上します。エリクソンのグローバルなプレゼンスと世界の大手通信事業者との長年の関係は、クレイドルポイントの国際展開を加速する上で有用です。

クレイドルポイントはエリクソン社内の独立子会社として事業を展開し、5Gにより高度な企業向け接続サービスのニーズが高まり、デジタルトランスフォーメーションが加速している現在の市場の勢いを生かし展開していきます。クレイドルポイントはエリクソンの技術・新興ビジネス事業部門の一部となります。

技術・新興ビジネス事業部門を率いるエリクソン上席副社長オーサ・タムソンズ(Åsa Tamsons)は次のように述べています。「エリクソンの家族の一員としてクレイドルポイントを迎えることをとても楽しみにしています。エリクソンは、市場をリードするクレードルポイントのソリューションにより、企業向け提案を強化し、次に訪れる企業ネットワークのトランスフォーメーションを牽引する重要な一歩を踏み出しました。私たちは力を合わせて生産性向上とリアルタイムサービスの提供を支援するソリューションをカスタマーエッジに提供し、企業部門への5G導入を迅速に推進します。5Gへの投資の回収を急ぎたいエリクソンのお客様にとっては朗報です」

クレイドルポイントは引き続き米国アイダホ州ボイシに本社を置く予定です。クレイドルポイントは本社以外に、カリフォルニア州シリコンバレーに研究開発センター、英国とオーストラリアに事業拠点を置いています。

エリクソンについて

エリクソンは、コネクティビティから最大限の価値を創造する通信サービスプロバイダーをお手伝いします。ネットワーク、デジタルサービス、マネージドサービス、新しいビジネスにわたるポートフォリオを持ち、お客様のデジタル化、効率向上、新たな収益源の発掘をお手伝いします。エリクソンのイノベーションへの投資は、電話とモバイルブロードバンドのメリットを世界中の何十億もの人々にもたらしてきました。エリクソンは、ストックホルムとニューヨークのナスダックに上場しています。www.ericsson.com

お問い合わせ先

エリクソン・ジャパン株式会社
マーケティング&コミュニケーション本部
Email: info.k@ericsson.com