新しいエリクソンソフトウェアでスタンドアローン5Gへの移行が容易に

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本資料は2020年7月6日に発表された報道資料の抄訳です。

  • スタンドアローン5G NRソフトウェアが提供可能になり、大きな5Gマイルストーンに到達
  • エリクソンのソフトウェアは、5G NRを4G網から独立して動作可能としより高いレベルの性能と新機能を実現
  • スタンドアローン5G NRによって接続時間が短縮され、広帯域への即時アクセスが可能になることで、ユーザー体験がさらに向上
Press release
7 22, 2020 05:49 (GMT +00:00)
A drone used for inventory in a 5G connected factory.

5Gミッドバンド・ローバンド用のエリクソン(NASDAQ:ERIC)のスタンドアローン5G NR(New Radio)ソフトウェアの商用利用が可能となったことで、通信事業者は5G NR技術の可能性を最大限に活用できるようになりました。このソフトウェアは、6月に世界中のすべてのお客様にご利用いただけるようになりました。

通信事業者はこのソフトウェアを使うことで、基盤となるLTEネットワークによる信号処理のサポートを必要とせずに5G NRを運用できるようになります。これによりサービスプロバイダーは、より簡素なアーキテクチャーで5G NRを既存の4G局に追加したり、工場などの新しい領域に5Gを個別に導入して、企業向けのアプリケーションやサービスをサポートすることができます。2015年以降に導入されたすべてのエリクソン無線システム機器は、ソフトウェアをインストールすることでスタンドアローン5G NR機能をサポートできます。

今までの5Gネットワークは、基盤となる4Gネットワーク層が必要な信号処理をサポートするNSA(Non-standalone)モードで展開されていました。スタンドアローン5G NRは、この4Gへの依存をなくします。スタンドアローン5G NRを使うことで、ネットワーク接続時間が短縮され、モビリティ管理が簡素化され、広い5Gバンドに即座にアクセスできるため、ユーザー体験がさらに向上します。

エリクソンのネットワーク製品部門の総責任者であるパー・ナルビンガー(Per Narvinger)は次のように述べています。「私たちはこの一年間、多くのお客様と緊密に連携してNSA 5Gの導入を成功させてきました。これらの5Gネットワークは、より高いデータ通信速度と新しいユースケースを実現しています。スタンドアローン5G NRネットワークをサポートするソフトウェアを広く提供することで、私たちは5Gの進化における次の段階に進んでいます。これらのスタンドアローン機能により、さらに多くのユースケースとアプリケーションが可能になります」

スタンドアローン5G NRは、AR/VR(Augmented and Virtual Reality)、スマート工場、コネクティッドカーなど、低遅延を必要とするアプリケーションを実現します。スタンドアローン5G NRデバイスは、超高速の応答時間により、NSAモードで動作しているデバイスよりも6倍高速にスタンドアローン5Gネットワークに接続できます。これによりユーザー体験が向上します。

エリクソンの長年のパートナーであるTモバイルとテルストラは、エリクソンのスタンドアローン5G NRソフトウェアを商用ネットワークで試験的に運用しました。

TモバイルCTOのアブドル・サアド(Abdul Saad)氏は次のように述べています。「スタンドアローン5Gは無線接続の次の重要な段階であり、新しい一連の未来の斬新なアプリケーションを解き放つ可能性を持っています。エリクソンや他のテクノロジーイノベーターと共にこの変化を先導することを誇りに思っており、スタンドアローン5Gを今年後半にお客様に提供できることを楽しみにしています」

テルストラのネットワークおよびインフラ構築部門を率いるチャナ・セネバイラト二(Channa Seneviratne)氏は次のように述べています。「スタンドアローン5Gは5Gの進化における重要なマイルストーンであり、テルストラはエリクソンと協力して新しいスタンドアローン5G機能を開発できることを喜んでいます。オーストラリアで初めてスタンドアローン5Gを実現したテルストラとしては、5Gでさらに優れたユーザー体験と新しいビジネスモデルの機会を生み出すうえで重要な鍵となるこのマイルストーンを高く評価しています」

エリクソンは、主要なエコシステムパートナーとのスタンドアローン5G相互運用性試験を完了しています。スタンドアローン5Gデバイスは、2020年後半に利用可能になる予定です。

クアルコムの4G/5G担当シニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー、ドゥルガ・モーラディ(Durga Malladi)氏は次のように述べています。「クアルコムとエリクソンは、5G開発において数多くのマイルストーンを達成し、5Gスタンドアローンによる次の5G商用化フェーズに向けた努力を支えてきました。スタンドアローン5Gの展開は世界中で続いており、グローバルOEMと事業者が5Gスタンドアローンで商用5Gを年内に迅速に展開できるようにするため、エリクソンと協力していきます」

MediaTekの無線通信システムおよびパートナーシップ部門ジェネラルマネジャーのJSパン(JS Pan)氏は次のように述べています。「MediaTekは、誰もが超高速の5Gを利用できるようにするために努力しています。エリクソンの新しいソフトウェアは、スタンドアローン5G NRの展開を加速します。これにより5Gネットワーク全体の性能が大幅に向上し、優れたモバイル体験を消費者に提供する取り組みが促進されます」

エリクソンは、ローバンドとミッドバンドでスタンドアローン5G NRソフトウェアの提供開始により、エンドツーエンドのスタンドアローン5Gソリューションの提供が可能になりました。本ソフトウェアは、エリクソンの5Gコア (5GC)と多彩な5G無線ポートフォリオにサポートされています。

関連リンク
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Ericsson 5G NR solutions
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エリクソンについて

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