本資料は2020年9月7日に発表された報道資料の抄訳です。
- エリクソンが支援するオレンジ5Gサービスの恩恵を最初に受けるのはスペイン2大都市のマドリードとバルセロナ
- エリクソンの5G RAN及びコア技術が、オレンジスペインの革新的なサービス提供を実現
- この5G展開は、エリクソンとオレンジスペインの20年以上のパートナーシップに立脚
エリクソン(NASDAQ:ERIC)の5G RAN(Radio Access Network)及びコア製品とソリューションは、オレンジスペインによる9月7日の全国規模の商用5G開始以来、国内最大の都市であるマドリードとバルセロナで5Gサービスを実現しています。
エリクソンは、オレンジスペインの5Gの全国展開を支援する4年間のパートナーシップを結んでおり、マドリードとバルセロナでの最初の5G展開に続き、他の場所でも5G提供を支援します。
3.6GHz帯で動作するマドリードとバルセロナの5Gネットワークでは、ネットワーク容量とスペクトル効率を大幅に高める重要な技術であるMassive MIMOを提供するEricsson Radio System(ベースバンド6648とAIR 6488アンテナ)を採用しています。
エリクソンはまた、5G New Radio ノンスタンドアローン(NSA)をサポートするため、コントロールプレーン、ユーザープレーン、ポリシーネットワーク機能を含む5G Evolved Packet Coreをオレンジスペインに供給しています。これらはすべてエリクソンクラウドコアポートフォリオの一部です。
5Gが実現する通信速度と低遅延のおかげで、オレンジスペインのお客様が享受する最初のメリットの一部は、強化モバイルブロードバンドと先進的なゲームになると予想されています。このテクノロジープラットフォームは、ビジネスから産業、社会、加入者による利用やビジネスケースにわたるイノベーションの機会をオレンジスペインにもたらすはずです。
今回の5G展開は、20年以上前の第一世代の移動体通信技術までさかのぼるオレンジスペインとエリクソンのパートナーシップに基づくものです。
エリクソン欧州及びラテンアメリカ地域社長のアルーン・バンサル(Arun Bansal)は、次のように述べています。「エリクソンの5G技術は、エンドユーザーにこれまでよりも高速なネットワークとはるかに優れたモバイルブロードバンド体験を提供し、将来の需要を満たす大きなイノベーションを実現する力をモバイルネットワークにもたらします。エリクソンのコアおよび無線製品ポートフォリオは、スペインのイノベーションと経済成長のために持続可能なプラットフォームを提供する一助となるはずです。エリクソンは、オレンジスペインのパートナーとして、5Gとその関連技術を加入者や産業にもたらす機会を得られたことに心躍る思いです」
エリクソンは現時点で、それぞれ異なる通信事業者と稼働中の60の商用5Gネットワークを含む108件の商用5G契約を結んでおり、そのうち58件が公表されています。
関連リンク:
Ericsson 5G
Ericsson Radio System
Ericsson Cloud Core
エリクソンについて
エリクソンは、コネクティビティから最大限の価値を創造する通信サービスプロバイダーをお手伝いします。ネットワーク、デジタルサービス、マネージドサービス、新しいビジネスにわたるポートフォリオを持ち、お客様のデジタル化、効率向上、新たな収益源の発掘をお手伝いします。エリクソンのイノベーションへの投資は、電話とモバイルブロードバンドのメリットを世界中の何十億もの人々にもたらしてきました。エリクソンは、ストックホルムとニューヨークのナスダックに上場しています。www.ericsson.com
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