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エリクソンモビリティレポート:モバイルデータトラフィックは10年間で約300倍に

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本資料は20211130日に発表された報道資料の抄訳です。

  • エリクソンモビリティレポート10周年特別によると2011年以降に増加したスマートフォンユーザー55億人
  • 2021年第3四半期のモバイルデータトラフィック2016年末までに生成されたモバイルトラフィックを上回る 
  • 2027年末の5G加入予測は44億、その時点の全モバイル加入の約半分に
 
Press release
Dec 21, 2021 04:00 (GMT +00:00)

エリクソン(NASDAQ:ERIC)のグローバルのインサイトによるとエリクソンモビリティレポートが最初に発行された2011年以降、モバイルデータトラフィックは約300倍に増加しました。202111月発行のエリクソンモビリティレポート(10周年特別版は、現在と過去のネットワークデータに基づく調査結果が含まれています。今回のレポートは、過去10年間を形作った主要なトレンドとイベントのいくつかを振り返り、2027年に向けた最新の予測を提示しています 

今年末までの5G加入件数予測が66,000万件に近づくとの最新の推定により、5Gがこれまでで最も速く展開されるモバイル世代になるという予測が強まりました。この増加は中国と北米の需要が予想より高かったことに起因するもので、5Gデバイスの値下がりも追い風となっています。また、2021年第3四半期の世界全体の新規4G加入件数が4,800万件であるのに対して、同じ期間の5G加入件数は9,800万件となっています。5Gネットワークは、2021年の終わりには20億人以上をカバーすると推定されています。 

世界中の加入件数に基づく最新の予測によると、5G2027年までに最も広く使われるモバイルアクセステクノロジーとなりますまた、5G2027年までに世界中の全モバイル加入の約50%を占め世界人口の75%をカバーし、世界のスマートフォントラフィックの62%を運ぶことになると予想されています 

エリクソン上席副社長兼ネットワーク部門総責任者、フレドリック・イェドリング(Fredrik Jejdling)は次のように述べています。 
過去10年間でモバイルコミュニケーションは社会とビジネスに大きな影響を与えました。2027年以降のモバイルネットワークは、これまで以上に深く私たちのコミュニケーション、生活、働き方に関わるものとなるでしょう。最新のエリクソンモビリティレポートは、テクノロジーが重要な役割を果たすことで、変化のペースが加速していることを示しています」 

2011年に始まった4G LTEネットワークの展開は、世界各地で55億の新しいスマートフォン接続を生成する上できわめて重要な役割を果たし、2万を超えるさまざまな種類の4Gデバイスの市場への導入に貢献しました今回のレポートは、5Gデバイスのテクノロジーライフサイクルが4Gよりはるかに早まっていることを示しています。5Gの携帯電話機は現時点の世界の携帯電話機の出荷の23%を占めていますが、4Gの携帯電話機の市場占有率をライフサイクルの同時期で比較すると8%でした 

これがモバイルデータトラフィックの指数関数的な増加を牽引しています。モバイルネットワークのデータトラフィックは、2021年の第3四半期に前年比で42%増加し、Fixed Wireless Access(FWA)サービスが生成したトラフィックを含めて約78EB(exabytesに達しました。この第3四半期のモバイルデータトラフィックだけで、2016年末までに生成されたすべてのモバイルトラフィックを上回っています。新しい予測によると、モバイルネットワークの総データトラフィックは2027年末までに370EBに達する可能性があります。 

レポートはまた、モバイル接続の性質の急速な変化が、モバイルデータトラフィックの継続的な増加に寄与していることを明らかにしています。ブロードバンドIoT2G/3Gを超え、IoTアプリケーション接続で最大のシェアを握るセグメントとなっています。2021年末までに2G/3GがセルラーIoT接続全体に占めるシェアは37%、Massive IoTテクノロジー(NB-IoTおよびCat-M)のシェアは16%であるのに対し、ブロードバンドIoT47%を占めると予想されています。 

レポートは、e-ヘルス用ウェアラブル、物流資産トラッキング、環境監視とスマートメーター、スマート製造トラッキングと監視デバイスなどのユースケースに伴ってMassive IoTの展開が今後数年間で急速に加速するとしていますMassive IoTの展開は、2027年までにすべてのセルラーIoT接続の51%を占めると予測されています。 

FWA接続は同じ予測期間でほぼ3倍に増加すると予測されています。2021年末までの8,800万件が2027年には約23,000万件となり、それらの接続のほぼ半分が5Gネットワークを経由すると予想されています。 

エリクソンモビリティレポート(10周年特別版には、次の4つの特集記事が含まれています。 

  • Far EasToneと共にデジタルな未来のための5Gインフラを構築 
  • stcと共にネットワークを構築してデジタライゼーションを牽引 
  • コンテンツ到達時間: ネットワーク性能のベンチマーク 
  • 持続可能なネットワークの構築 

エリクソンモビリティレポート(10周年特別版)はこちらからダウンロードください。

エリクソンについて 
エリクソンは、コネクティビティから最大限の価値を創造する通信サービスプロバイダーをお手伝いします。ネットワーク、デジタルサービス、マネージドサービス、新しいビジネスにわたるポートフォリオを持ち、お客様のデジタル化、効率向上、新たな収益源の発掘をお手伝いします。エリクソンのイノベーションへの投資は、電話とモバイルブロードバンドのメリットを世界中の何十億もの人々にもたらしてきました。エリクソンは、ストックホルムとニューヨークのナスダックに上場しています。www.ericsson.com 

 

お問い合わせ先 
エリクソン・ジャパン株式会社 
マーケティング&コミュニケーション本部 
Email: info.k@ericsson.com