エリクソン、5G CBRSの周波数帯でデータ通信速度記録を樹立
本資料は2022年11月7日に発表された報道資料の抄訳です。
- 世界初、屋内環境でCBRS周波数による1Gbps超の5G接続を実証
- 5Gスタンドアローンアーキテクチャーで屋内外のシームレスなモビリティと高データレートを実現
エリクソン(NASDAQ:ERIC)は、最近の5Gスタンドアローン(SA)フィールドトライアルにおいて、単一のユーザーデバイスで1Gbpsを超えるピークデータレートを達成することに成功しました。このトライアルはテキサス州プラノのエリクソン北米本社において、CBRS(Citizen's Broadband Radio Service:市民ブロードバンド無線サービス)のマルチオペレーターのニュートラルホストをサポートするネットワーク上でライブで行われました。
エリクソン北米部門でネットワーク製品ソリューションを担当する副社長のポール・チャロナー(Paul Challoner)は、次のように述べています。「私たちは5Gの可能性の限界に挑戦し続けることに期待を寄せています。エリクソンは、5GとCBRSの可能性を最大限に実現する最高の技術をいち早く市場に投入し続け、これらの先進技術の利用を活性化させていきます」
OnGo AllianceがCBRSエコシステムの相互運用性の調整を担当しました。このトライアルが行われたネットワークは、テキサス州北部のエリクソン施設にある5G分散イノベーションネットワークの一部で、5Gコアネットワークによってサポートされています。このネットワークでは、屋外のCBRS接続にRadio 4408、屋内のCBRS接続にRadio Dot 4459を使いました。セルラーネットワークにとって屋内カバレッジは困難な課題でしたが、共有スペクトルによる屋内無線カバレッジがこれほど高速なデータレートに達したのは今回が初めてです。
OnGo Allianceのエグゼクティブ・ディレクター、アラン・ユーイング(Alan Ewing)氏は次のように述べています。「エリクソンが導入する高性能な5G CBRS技術は、消費者や企業にとって大きな恩恵をもたらすことでしょう。CBRSエコシステム向けの5G技術の継続的な改善により、単独で導入しても事業者の周波数帯と組み合わせて導入しても、最高の性能とシームレスな接続性をユーザーに提供できます」
フィールドトライアルの主な結果は以下の通りです。
- 1Gbpsを超えるCBRSのシングルユーザー接続
- CBRS周波数帯での5GSA接続
- 屋外から屋内へのシームレスな移行
Ericsson Radio Dot 4459 は、Ericsson Radio Dotポートフォリオに追加された最新の製品です。CBRSおよびCバンドの展開をサポートするように設計されています。新しいCBRS屋内用Radio Dotは、4x4 MIMO、4G/5G混合モード運用などの高度な無線技術を使用し、CBRSバンド全体(150MHz)を活用し、最大100MHzの4G/5Gキャリアで最大5CC(five Component Carrier)アグリゲーションをサポートします。
CBRSはその創設以来、共有周波数帯としてセルラーネットワークの革新的なユースケースを実現してきました。屋内での5Gのギガビット速度と高度な機能が実証されたことで、企業は自信を持ってプライベート5Gネットワークを展開することが可能になり、高速性に加えて信頼性、カバレッジ、モビリティなど、5Gに付随するその他のメリットも享受できます。
通信事業者は複雑性を増すことなく、特に建物や会場内など必要な場所でCBRSを活用して容量を補完することが可能になりました。またニュートラルなホストネットワーク事業者は、最高性能の無線ネットワークを展開し、企業や事業者のクライアントに優れたカバレッジと容量を提供できます。
このCBRS上の5Gという組み合わせは、企業や医療、エネルギー、輸送などの分野で多様な新しいアプリケーションを実現します。またプライベートネットワークの普及に拍車をかけ、Industry 4.0の進化を推進します。この機能はエリクソンの5Gポートフォリオを補完し、5Gの開発と成熟におけるCBRSスペクトラムの重要性を強調します。