Optusとエリクソン、AIによる5Gダウンリンク性能向上に向けた試験を実施
本資料は2026年3月4日に発表された報道資料の抄訳です。
- 新しいAI(Artificial Intelligence)学習ソフトウェアにより、困難なカバレッジエリアで5G性能を強化し、顧客体験の向上とネットワークの信頼性・効率改善を図る新たなトライアル
- フィールドトライアルにより、追加のハードウェアやスペクトラムを必要とせず、AIが性能を大幅に向上できることを実証
- AIを活用したRANソフトウェアの試験では、ネットワーク上のユーザーに対し、より高速で信頼性が高く、優れた体験を提供することに成功
Optusとエリクソン(NASDAQ: ERIC)は、オーストラリア初の取り組みとして、無線信号のカバレッジが弱い、あるいは限られた厳しいネットワーク環境に動的に反応し、劣悪な無線周波数条件下で5Gダウンリンク性能を向上させるAIネイティブのRAN(Radio Access Network)リンクアダプテーション機能の試験を行ったことを発表しました。
この新機能はOptusの5Gネットワークの現地検証試験において、中〜低レベルの無線周波数条件下でセルレベルのスループットを20%以上向上させ、リアルタイムAIが優れた結果を実現できることを示しました。これによりダウンリンクのスループットが向上することで、特にモバイルカバレッジのエッジや厳しい環境下でユーザーに一貫性と信頼性を提供できます。
モバイルデータの利用が増え続け、ユーザーの期待が高まる中、エリクソンのソリューションが提供する強化学習機能を備えたリーン通信AIモデルは、ハードウェアのアップグレードや追加のスペクトラムを要せずにネットワーク性能を向上させる新たな方法を提供します。
従来の5Gネットワークは、絶えず変化する無線環境の管理に静的なルールを用いてきました。エリクソンのAIネイティブのリンクアダプテーションでは、こうしたルールを、ノード上でリアルタイムのAI推論を行い、ライブのネットワークデータを使ってリアルタイム条件下で超高速かつインテリジェントな意思決定を行うソフトウェアに置き換えています。システムは、強化学習をコア技術として活用し、環境の変化に応じて最も効率的な伝送設定を動的に選択し、Optusの既存の5Gインフラを基盤に、ハードウェアの追加なしで性能を向上させます。
Optus CTO(Chief Technology Officer)のスリ・アミルタリンガム(Sri Amirthalingam)は、次のように述べています。
「お客様のネットワークの性能を日々向上させることが常に私たちの最優先事項です。エリクソンとの今回の協業は、AIネイティブの実用的なソフトウェアが、お客様の接続方法を変えることなく、5Gネットワーク全体でより高い速度、信頼性、一貫性を提供できる可能性を示しています。これはOptusがイノベーションを活用して5G体験を向上させ、オーストラリアの人々にあらゆる場所で真の価値を継続的に提供している明確な例です」
オーストラリアとニュージーランドでエリクソンを代表するルドヴィグ・ランドグレン(Ludvig Landgren)は、次のように述べています。
「オーストラリアの人々があらゆる場所でモバイル接続に依存するようになった今、ネットワークには変化する状況に即座に対応することが求められています。今回のOptusとの協業は、AIネイティブのソフトウェアがリアルタイムでネットワークを適応させ、特にカバレッジが弱い地域や変動が激しい地域で5Gの性能を改善できることを示しました。リアルタイムの状況に応じて超高速でインテリジェントな判断を下せるようにすることで、カバレッジのエッジにおける一貫性と信頼性を向上させています。これは通信事業者とユーザーの双方により良い成果をもたらすソフトウェアドリブンの自律型ネットワークへの着実な一歩です」
試験はOptusの特定のサイトで実施され、2026年後半には段階的に展開される予定です。
関連リンク
Ericsson AI-Ready RAN Portfolio: Smarter, Efficient Networks
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