エリクソンの革新的な無線機が2024年のレッドドット・デザイン賞を受賞
本資料は2024年6月19日に発表された報道資料の抄訳です。
エリクソンの無線機、Radio 4471とStreetmacro 6705が国際的に権威あるレッドドット・デザイン賞を工業デザインとユーザーエクスペリエンスの二部門で受賞
エリクソンは世界で最も権威あるデザインアワードの一つであるレッドドット・デザイン賞(Red Dot Design Award 2024)を二部門で受賞し、工業デザインの実装とユーザーエクスペリエンスにおけるその卓越性が改めて評価されました。
今回受賞したRadio 4471とStreetmacro 6705は、工業デザインとユーザーエクスペリエンスへの革新的な取り組みを示し、機能性とユーザー満足度を優先する優れた設計と機能を強く印象付ける製品です。
Ericsson Radio Systemポートフォリオの最新世代を代表するリモート無線機、Radio 4471は、エリクソンのイノベーションのシンボルとして、効率的で強靭な通信ソリューションへの高まる需要に応えます。エリクソンはお客様からの幅広いフィードバックをもとに製品を再設計し、将来を見据えて業界の標準を再定義する最先端の5G無線機を実現しました。
様々な部品をシームレスに統合した超軽量設計のRadio 4471は、従来の17 kgからわずか10 kgという前例のない40%の軽量化を達成しており、世界最軽量クラスのマクロ無線機となっています。この軽量化の重要性は単なる数字にとどまりません。個々のユニットを配備・設置する必要がある地形では、無線機の重量がきわめて重要になります。無線機が重いほど生産と展開に伴う温暖化ガス排出量と工数が増加し、特殊な設置機器が必要になります。Radio 4471は比類ない軽量設計のみならず、優れた性能、信頼性、適応性をも備えています。
エリクソンのイノベーションを象徴する第二世代のミリ波基地局、Streetmacro 6705は、現在複数の5Gサイトで展開されています。Streetmacro 6705は成長を続けるモバイルブロードバンドと固定無線アクセスシステム(Fixed Wireless Access、FWA)市場に求めらる速度と容量を体現する製品です。従来の基地局とは異なり、アンテナ、無線機、ベースバンドを一つのユニットに統合したStreetmacro 6705は、展開を合理化し、運用効率を高めます。独自の薄型の形状とコンパクトな設計により、街路や電柱へのシームレスな統合が可能になり、景観への影響を最小限に抑えながら性能を最大化しています。
Streetmacro 6705のすっきりとしたシンプルなデザインは迷彩塗装が容易で、周囲の環境に溶け込みます。
エリクソンのネットワーク部門の無線製品担当責任者、ヨハン・ハルテル(Johan Hultell)は次のように述べています。「エリクソンはイノベーションと人間中心設計に継続して注力しています。革新的なRadio 4471とStreetmacro 6705により、5Gの業界基準を先へと進めます。私たちはお客様とともに、業界の期待を超える将来を見据えたソリューションを作り上げてまいります」