エリクソンのCloud RAN、2016年オペレータートライアルの準備整う
- エリクソンのCloud RANオプションは、モバイルブロードバンドの拡大とモノのインターネット (IoT) の新しいビジネス機会をサポートするアーキテクチャに対応
- 分散型RAN (Distributed RAN)、集中型RAN(Centralized RAN)、Elastic RAN、仮想化 RAN(Virtualized RAN)を含む包括的なクラウド RANポートフォリオは、協調動作によりユーザーエクスペリエンスを最善にし、スペクトル効率を最適化
- 2016年にオペレーターフィールドトライアルが予定されている仮想化RANは、MWC 2016ライブデモで披露
LTEネットワークが進化し、5Gが2020年に商用化されると見込まれる中、カバレッジエリア全体に亘って多様化するモバイル需要に応えるために、より柔軟なネットワークアーキテクチャが求められるようになってきています。エリクソン (NASDAQ:ERIC) のクラウド RANポートフォリオは、分散型 RANと集中型RANの展開に加えて、新しくElastic RANと仮想化RANソリューションのアーキテクチャオプションに取り組んでいます。2016年にオペレーターフィールドトライアルが予定されているエリクソンの仮想化RANのライブデモが、MWC 2016で披露されます。
エリクソンの仮想化RANは、Virtual Network Function (VNF) を分離アーキテクチャ上で、プロトコルスタックの一部を商用市販 (COTS) ハードウェア上に集中化させ、それ以外は分散化させてサポートすることが可能になります。エリクソンは、RANとコア機能の両方を同じサーバーに同時にホスティングすることを可能にしました。パフォーマンスを犠牲にすることのない仮想化を実現することで、運用の単純化と効率化が推進されます。バルセロナで開催されるMWC 2016でエリクソンが披露するCloud RANのライブデモでは、スウェーデンに設置されたリモートサーバーで仮想化された無線アクセス機能を利用する予定です。これには、Radio Resource Control Function (RRCF) とPacket Data Conversion Protocol (PDCP) 機能の仮想インスタンスが含まれます。また、エリクソンは特定のサービスまたはデバイスのローカルブレークアウトのための仮想EPCゲートウェイ機能などを含む、Network Functions Virtualization (NFV) におけるエンドツーエンドの取り組みなどを紹介します。
エリクソンのシニアバイスプレジデント兼無線事業部門の総責任者アルーン・バンサル (Arun Bansal)は次のように述べています。「業界を率先する世界中のオペレーターと関わる中で、私たちエリクソンは、カバレッジ、キャパシティ、そしてネットワークの最適化と進化を求めるオペレーターの多様な要求にすべて応えることができるような、汎用的なモバイルアクセスアーキテクチャは存在しないということを理解しました。エリクソンがクラウド RANを通じてオペレーターに提供するのは、無線アクセスネットワーク機能を集中化、分散化、スケーリングおよび仮想化できる柔軟性です。これは、今日はもちろん、5Gが実現した将来のパフォーマンス要求にも、効率的に応えることができるものです」
現在のデータトラフィックの成長パターンは、スマートフォン契約数の増加と、主に動画コンテンツの視聴が増えていることによる契約1件あたりの平均データ量の継続的な増加に起因します。この成長をさらに加速させるのが、1セルサイト当たりで何百万ものIoTデバイス接続がサポートされるセルラーIoTの採用とLow Power Wide Area (LPWA) ネットワークの展開です。IoT関連のユースケースの多様化とそれに伴う要件の広がりにより、柔軟なクラウド RANに対するニーズも高まるでしょう。
参考資料
バルセロナで開催されるMobile World Congress 2016では、エリクソンはそのユニークな業界の知見や、最新のイノベーションおよび新しく大規模なビジネスチャンスを生み出す情報提供を行います。私たちはエリクソンがネットワーク化社会と呼ぶ社会構造の変化の只中にいます。ネットワーク化社会とは、すべての人々と業界がその力を最大限に発揮できるようにモビリティ、ブロードバンドおよびクラウドが人々をサポートする社会です。そこではチャンスがいたるところに存在し、企業はネットワーク化社会のバリューチェーンとエコシステムの中で役割を選択し、その選択した役割に合わせて変化していきます。
ぜひ私たちのホール(ホール2、スタンド2N60) にお越しください。5G、Internet of Thingsおよびクラウドが人々やビジネスおよび社会にもたらすであろうデジタル変革の影響について、私たちと意見を交わしましょう。
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Video: Live Demo – Virtualized RAN (Ericsson Cloud RAN)
Delivering Extreme App Coverage – with commercial Gigabit LTE and hyperscale Elastic RAN
エリクソンは通信技術とサービスを提供する世界有数の企業として、ネットワーク化社会 (Networked Society)の実現を目指して邁進しています。エリクソンは世界中の大手通信事業者との長期的な関係を通じて、人々、ビジネス、社会がそれぞれの可能性を追求し、持続可能な未来を創成しようとする取り組みを支援していきます。
エリクソンのサービス、ソフトウェア、インフラストラクチャ、特にモバイル、ブロードバンド、クラウド分野におけるそれらの技術は、通信とその他の分野における事業の改善、効率の向上、より良いユーザー体験の提供、新しいビジネス機会の創造を実現します。
180カ国で事業を展開し、11万5000人を超える社員を擁するエリクソンは、グローバルな事業規模と、テクノロジーおよびサービスにおけるリーダーシップを備えています。エリクソンは今日、25億人を超えるエンドユーザーへのサービスをサポートしています。世界のモバイルトラフィックの40%以上がエリクソンの提供するネットワークを利用しています。エリクソンは、我々のソリューションとそれらを活用するお客様が常に時代の最先端にいられるよう、研究開発への投資を行っています。
エリクソンは1876年に設立され、本社所在地はスウェーデンのストックホルムです。2015年の売上高は294億USドル (2469億SEK)です。エリクソンは、NASDAQ OMXストックホルム およびNASDAQニューヨーク証券取引所に上場しています。
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