エアテル、エリクソンとの5G対応無線ネットワーク展開契約を継続

インド最大の総合通信事業者であるバーティ・エアテルおよびエリクソン（NASDAQ：ERIC）は、エリクソンの5G対応の無線およびトランスポートソリューションを供給および展開するため複数年契約を更新し、長年のパートナーシップを強化しました。

Ericsson Radio System製品とソリューションの継続的な展開により エアテルのネットワーク容量が強化され 顧客に優れた体験が提供されます。エアテルはMINI-LINK 6000製品を導入することで ネットワークのバックホール容量も強化します。

今回の契約の継続は、両社の25年間のパートナーシップにおけるもう一つのマイルストーンであり、今年7月に更新されたインドにおけるマネージドサービス契約の発表に続くものです。

バーティ・エアテルCTOのランディープ・セコン（Randeep Sekhon）氏は 次のように述べています。「エアテルは、デジタル接続がかつてないほど重要になっている前例のないこの時代に、お客様に最高のネットワーク体験を提供することに注力しています。5Gとその先の時代に対応できるネットワークを構築する取り組みの一環として、エリクソンとのパートナーシップを深めることができてうれしく思います」

エリクソンの東南アジア・オセアニア・インド地域を統括するナンジオ・ミルティーロ（Nunzio Mirtillo）は次のように述べています。「エアテルのネットワークの5G化とネットワーク内のエリクソンのフットプリントの拡大という、エアテルがエリクソンに示してくれた信頼に感謝します。インドで製造された製品は、エアテルのネットワーク容量を強化し 急成長するインドのデータトラフィックのニーズに対応することで、インドのユーザーに引き続きメリットをもたらします」

エリクソンは 1994年にインドで生産を開始した最初の通信機器プロバイダーでした。現在 エリクソンはプネーの生産施設で4Gおよび5G無線機とマイクロ波製品を製造しています。この施設は、エリクソンが六つの大陸に持つグローバルな生産ネットワークの一部であり、お客様の要件を満たすための迅速で機敏な納入を可能にしています。

Ericsson Mobility Report2020年6月版によると インドは依然として1か月あたりのスマートフォン1台の使用量が最も多い地域です。総トラフィックは2025年に3倍の月21EBに達すると予測されています。インド地域では4Gの急速な採用に後押しされ スマートフォン1台あたりの月間平均モバイルデータ使用量は引き続き力強い成長を示しています。

LTEは依然として主要な技術であり、2019年の移動体通信サービス加入の49％を占めています。LTEは引き続き優勢であり、2025年の加入契約数の64％を占めるでしょう。インド地域のLTE加入契約数は、2019年の5億5000万人から2025年には8億2000万人に増加し、年平均成長率（CAGR）7％で増加すると予測されています。

Ericsson Radio Systemの詳細
Ericsson MINI-LINK portfolioの詳細

エリクソンについて

エリクソンは、コネクティビティから最大限の価値を創造する通信サービスプロバイダーをお手伝いします。ネットワーク、デジタルサービス、マネージドサービス、新しいビジネスにわたるポートフォリオを持ち、お客様のデジタル化、効率向上、新たな収益源の発掘をお手伝いします。エリクソンのイノベーションへの投資は、電話とモバイルブロードバンドのメリットを世界中の何十億もの人々にもたらしてきました。エリクソンは、ストックホルムとニューヨークのナスダックに上場しています。www.ericsson.com

エアテルについて
インドに本社を置くエアテルは、南アジアとアフリカの18ヶ国で事業を展開するグローバルな通信企業です。エアテルは世界の携帯電話会社のトップ3にランクされており そのモバイルネットワークは20億人を超える人口をカバーしています。エアテルは、インド最大の総合通信事業者であり、アフリカで2番目に大きな携帯電話会社です。2020年6月末の時点で、エアテルは事業全体で約4億2000万人の顧客を抱えています。

エアテルの製品ラインナップには、高速4G/4.5Gモバイルブロードバンドや最大1Gbpsの速度を約束するAirtel Xstream Fiber、Airtel Xstream 4K Hybrid BoxによるコンバージドデジタルTVソリューション、Airtel Payments Bankによるデジタル決済、100万を超える企業に接続とコラボレーション、クラウド、セキュリティといったサービスを提供している統合サービススイートがあります。

エアテルのOTTサービスには、セルフケア用のAirtel Thanksアプリ、ビデオ用のAirtel Xstreamアプリ、エンターテインメント用のWynk Music、ビデオ会議用のAirtel Blue Jeansがあります。さらにエアテルは、そのプラットフォームで各種の消費者および企業サービスを提供するため、世界中の数百の企業と戦略的パートナーシップを築いています。

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エリクソン・ジャパン株式会社
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