本資料は2020年7月22日に発表された報道資料の抄訳です。
- ドイツテレコムは、エリクソンが実施した2G / 3G/ 4Gネットワーク最新化の成功を受け、5G無線アクセスネットワーク(RAN)展開ベンダーとしてエリクソンを選定
- エリクソンの無線システム製品とソリューションを使用し、ドイツ全土での効率的かつ迅速な5G RAN展開を目指す
- ドイツテレコムは、4G、5G両方のトラフィックを柔軟に管理する手段として、エリクソンスペクトラムシェアリングを使用

エリクソン (NASDAQ: ERIC)は、欧州最大の収益を誇る通信事業者ドイツテレコムと、ドイツ全土に5G無線アクセスネットワーク(RAN)を展開する複数年契約を新たに締結し、提携を強化しました。
契約条件によると、エリクソンの無線システム製品とソリューションを使用して、今後数年間で複数のモバイルサイトが最新の5G技術標準へとアップグレードされる予定です。この5G契約は、過去2年間にドイツテレコムが成功裏に完了した2G、3G、4G無線ネットワークの合同最新化に続く次なるステップとして、マルチRAN契約に追加して締結されました。
受賞歴のあるエリクソンスペクトラムシェアリングソリューションの展開も予定されています。これにより、既存スペクトルの効率的利用、カバレッジ、性能、モビリティの向上が可能になり、ネットワーク内の4Gと5Gのトラフィックを動的に管理できるようになります。
ドイツテレコム取締役会メンバー兼技術・イノベーション統括責任者のクラウディア・ネマート(Claudia Nemat)氏は次のように述べています。「パートナーとして5Gのリーディングサプライヤーであるエリクソンに出会えたことを嬉しく思います。エリクソンは、ドイツテレコムが過去に実施したモバイルアクセスネットワークの最新化で素晴らしい仕事をしてくれました。最新化業務を高い信頼性と期限厳守で遂行していただき、アンテナネットワークの5Gロールアウトへの期待値も自然と高まります」
エリクソン欧州およびラテンアメリカ地域社長のアルーン・バンサル(Arun Bansal)は次のように述べています。「この5G契約は、ドイツと欧州の両方でエリクソンがドイツテレコムと築いてきた他に類を見ない長期的パートナーシップの証です。エリクソンのグローバルな経験と最先端技術で、ドイツテレコムとともに世界クラスの5Gネットワークをドイツに展開するという、両社のパートナーシップの新たな章の幕開けに心躍る思いです」
さらに、両社は、公衆モバイルネットワーク領域での協力に加え、産業関連企業へのプライベートモバイルネットワーク(いわゆるキャンパスネットワーク)の実装でも緊密に連携しています。直近では両社合同でBMW社およびオスラム社の工場サイトを構築しています。
エリクソンについて
エリクソンは、コネクティビティから最大限の価値を創造する通信サービスプロバイダーをお手伝いします。ネットワーク、デジタルサービス、マネージドサービス、新しいビジネスにわたるポートフォリオを持ち、お客様のデジタル化、効率向上、新たな収益源の発掘をお手伝いします。エリクソンのイノベーションへの投資は、電話とモバイルブロードバンドのメリットを世界中の何十億もの人々にもたらしてきました。エリクソンは、ストックホルムとニューヨークのナスダックに上場しています。www.ericsson.com
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