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エリクソン、5Gビジネスの成長促進のため5G RAN スライシングを導入

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本資料は20211月26日に発表された報道資料の抄訳です。

  • 通信事業者が消費者・企業ユーザーへ保証されたパフォーマンスで革新的な5Gユースケースを提供できるようにする新しいソフトウェアソリューション
  • エリクソンの無線に関する専門知識をもとに、スケーラブルで柔軟性の高いアーキテクチャーで構築されたこの新しいソリューションは、カスタム化したビジネスモデルと先進的なユースケースの成長要件をサポート
  • エリクソンの 5G RANスライシングは、共通のインフラ上で異なるサービスを提供するために必要なエンドツーエンドのネットワークスライシングを強化
Press release
Jan 26, 2021 08:33 (GMT +00:00)

エリクソン (NASDAQ: ERIC) は、通信事業者がカスタム化した5Gサービスを保証されたパフォーマンスで提供することを可能にする、無線アクセスネットワーク(RAN)用の5Gネットワークスライシングソリューションを発表しました。

今回商用提供を開始したエリクソン 5G RAN スライシング は、1 ミリ秒のスケジューリングで無線リソースを分配し、スライス上での多次元のサービス差別化対応をサポートします。 これは、ダイナミックなリソース管理やオーケストレーションのためのエンドツーエンドのスライシング能力を強化し、様々なユースケースに必要な高品質のエンドユーザー体験を確保します。

ネットワーク スライシングは、一つの共通インフラで 異なるサービスタイプのための複数の論理ネットワークをサポートします。これは、強化ビデオ、車内接続、XRなどの5Gの収益機会を解き放つ主要なイネーブラーです。エリクソンのレポート では、サービスプロバイダーにとっての消費者向け市場規模は2030年までに7120億ドルになると推定しています。企業セグメントにおけるネットワークスライシング単体での市場規模は2025年までに3000億ドルとなると予測されます(GSMAデータ)。5Gの規模拡大により、サービス プロバイダーは、クラウドゲーム、スマートファクトリー、スマートヘルスケアなどの革新的で収益率の高いユースケースをターゲットにして投資利益率を最大化しようとしています。

エリクソンのネットワーク製品部門の総責任者であるパー・ナルビンガー(Per Narvinger)は、次のように述べています。「エリクソン 5G RAN スライシングは、スペクトラム効率が大幅に向上した無線アクセスネットワークのスライシングを提供するために、無線リソースをダイナミックに最適化します。私たちのソリューションが際立っているのは、迅速で効率的なサービス提供をサポートするエンドツーエンド 管理とオーケストレーション機能を強化するからです。 これは、様々なユースケースで5Gの投資を収益化するために必要な差別化と性能保証をサービス プロバイダーにもたらします。イノベーションプラットフォームとしての5Gで、お客様への価値提供を推進していきます」

ネットワーク スライシングは、主要な5G展開モデルの一つです。エリクソンは、ビデオ支援遠隔操作、AR/VR、スポーツイベントのストリーミング用TV/メディア、クラウドゲーム、スマートシティ、Industry 4.0と公共安全に関するアプリケーションなど、消費者セグメント、企業/産業バーティカル向けのユースケースを含む、5G RAN スライシングのエンゲージメント活動を世界中で進めています。 

KDDIの執行役員兼技術統括本部モバイル技術本部長の要海敏和氏は、次のように述べています。「エンドツーエンドスライシングは5G の投資を収益化する鍵であり、RAN スライシングはそれを実現します。私たちのモバイルネットワークで異なるスライスに無線リソースを効率的に共有することで、RAN スライシングはお客様が求める品質保証と遅延を実現します」

スイスコム、モバイル・マスマーケットコミュニケーション責任者のマーク・デュセナー(Mark Düsener)氏は次のように述べています。「私たちは、エンドツーエンドのネットワークスライシングを適用する5Gの次のステージにむけて準備を進めておりますが、RANスライシングは性能保証の鍵となるものです。異なるスライス上でネットワークリソースを効率的に共有することで、公共安全またはモバイルプライベートネットワークなどの多様な5Gアプリケーションに通信を提供できるようになります」

ストラテジー・アナリティックス、ネットワーク・サービス プラットフォームのディレクターのスー・ラッド(Sue Rudd)氏は、次のように述べています。「エリクソンは、QOS、OTA、リアルタイムを確保する内蔵の無線制御メカニズムを使い、1ミリ秒未満でダイナミックに無線リソースを分割するRAN スライシングで完全なエンドツーエンドソリューションを提供する最初のベンダーです。この真のエンドツーエンドなアプローチは、ポリシー制御のネットワークオーケストレーションと無線の最適化を統合し、本質的に安全な仮想化したプライベートなRAN スライシング を、「ハードスライシング」による 30~ 40%のスペクトラム容量の損失なしに提供することを可能にします。エリクソンのリアルタイムのダイナミックRAN スライシングは、エンドツーエンドスライシングによる収益性を高めてRANの不足を埋めるものです」

エリクソン 5G RAN スライシング について

エリクソン 5G RAN スライシングソリューション は、効果的なダイナミックな無線リソース分割の利用、スライスを認識したQoS強化、SLAを満足させるためのスライスオーケストレーション機能を可能にする、ユニークな多次元のサービス差別化対応を提供します。エリクソンの無線専門知識と柔軟でスケーラブルなスライシングアーキテクチャーをもとに構築された本ソリューション は、最高のスペクトラム効率実現のため、1ミリ秒のスケジューリングでダイナミックに無線リソースを共有します。これにより、サービスプロバイダーは様々なユースケースをさらに柔軟に多様な用途に対応して提供することが可能になります。また、迅速なサービス提供のための エンドツーエンド のネットワークスライス管理とオーケストレーションサポートを実現し、仮想、ハイブリッド、そしてデディケィティッドのプライベートネットワークをサポートします。本ソリューション は、ミッションクリティカルでタイムクリティカルな通信サービスのユースケースも促進します。

参考情報:

2021年2月4日、CET午後3時にライブブロードキャストを行います。LinkedIn、Facebook、Twitter、YouTubeからご参加ください。

関連リンク:

5G RAN slicing

Download the 5G RAN slicing report here

Network slicing

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エリクソンについて:

エリクソンは、コネクティビティから最大限の価値を創造する通信サービスプロバイダーをお手伝いします。ネットワーク、デジタルサービス、マネージドサービス、新しいビジネスにわたるポートフォリオを持ち、お客様のデジタル化、効率向上、新たな収益源の発掘をお手伝いします。エリクソンのイノベーションへの投資は、電話とモバイルブロードバンドのメリットを世界中の何十億もの人々にもたらしてきました。エリクソンは、ストックホルムとニューヨークのナスダックに上場しています。www.ericsson.com

お問い合わせ先

エリクソン・ジャパン株式会社
マーケティング&コミュニケーション本部
Email: info.k@ericsson.com