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エリクソン、テキサス本社でISAC分野の米国のリーダーシップを示す画期的なドローン探知の概念実証を実施

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本資料は2026年2月26日に発表された報道資料の抄訳です。

  • 概念実証では受動物体の感知と空間位置をモバイルネットワークに統合し、5G技術が通信インフラを利用して周囲を感知できることを証明
  • 広域ネットワークセンシングにより、UAVや空域の安全、輸送支援、産業保護のためのローカルセンサーを拡張し、ネットワーク性能を向上
  • エリクソンのISACIntegrated Sensing and Communication)技術が、ビジネス、公衆安全、防衛の各分野にわたってユースケースに機会を創出
Press release
Apr 14, 2026
ISACは、商業分野・公共安全・防衛分野におけるユースケースを可能にし、自律技術やドローンといった新興技術の導入を加速させます
ISACは、ビジネス、公衆安全、防衛の各分野に活用できる革新的な技術であり、自律システムやドローン配送などの新興技術の迅速な商用導入を後押しします。

エリクソンは本日、テキサス州プレイノにある米国本社でISACIntegrated Sensing and Communication)技術のライブ実証に成功したと発表しました。これは、ネットワークが接続するだけでなく、周囲の環境を感知する機能を備えたという、大きな進化の一歩です。エリクソンのMassive MIMO無線機を使ったドローン探知にフォーカスした今回のライブ概念実証は、ネットワークが周囲の空域内でUAVUnmanned Aerial Vehicles)を追跡する能力を実証しました。

今回の概念実証は、米国が国家安全保障の強化、スペクトラム利用の最適化、経済成長の促進を実現するISAC技術において世界的リーダーであることを示す結果となりました。ISACはビジネス、公衆安全、防衛の分野にわたって活用可能な革新的な技術であり、自律システムやドローン配送などの新興技術の迅速な商用導入を実現します。防衛シナリオでは保護レイヤーを追加することで国家の安全保障を強化します。

ISACは、ネットワーク機能を接続性の枠を超えて拡張し、接続されていない受動物体のセンシングおよび空間位置情報をモバイル通信ネットワークに統合することで、既存のインフラを活用した物体の検出・識別を可能にします。3GPPで進展しているこの機能は、Release 19で初期研究が行われており、広範でスケーラブルなセンシングアプリケーションの基盤として、初期の6G標準化の一部に採用されることが期待されています。

国防総省のFutureGオフィス主席ディレクター、トム・ロンドー博士(Dr. Tom Rondeau)は次のように述べています。

ISACは、先進的な通信とセンシング機能を一つのプラットフォームに統合する大きな技術的飛躍を意味します。ISACは通信信号を使って物理的な世界をリアルタイムで感知することで、無線ネットワークに環境意識という新たな次元をもたらし、米国の国家安全保障とビジネス上の利益の両方を前進させる画期的なアプリケーションを実現することで、6Gを巡る競争における米国のリーダーシップを確立します。」

米国エリクソン社長兼CEOのヨッシ・コーエン(Yossi Cohen)は、次のように述べています。

「私たちは今日、ISACが既存の通信ネットワークに強力な新しいセンシングプラットフォームを追加レイヤーとして導入することで、より安全な空やよりスマートな都市に向けた新たな種類のアプリケーションを拡張できることを示しました。展開済みの無線サイトやスペクトラムを通信とセンシングの両方をサポートするように変えることで、ネットワークに実際に周囲を感知する能力を付与することができます。エリクソンはこの機能を効率的かつ責任を持って導入し、事業者とそのお客様にとっての価値の実現を加速させます。世界的に信頼されるサプライヤーであり長期的なパートナーであるエリクソンは、規模、信頼性、セキュリティの提供を通じて、通信事業者が当初からこれらの利点を実現できるよう支援します。」

この概念実証において、エリクソンのエンジニアたちはネットワークベースのセンシングがドローン探知や空域安全などのユースケースをどのように支援できるかを示しました。私たちは引き続き、自動車・交通支援や産業オートメーション、作業員保護といった、ネットワークの広域的な視点や「死角を見通す」能力を活かせるユースケースにおいて、センシング技術の活用方法を探究しています。

なぜ重要なのか

  • より安全でスマートなインフラ
    ネットワークベースのセンシングは、ローカルのセンサーを広域のネットワーク認識で拡張したユースケースをサポートできます。
  • 効率的な大規模導入への道筋
    ISACは既存のモバイルネットワークサイト、スペクトラム、ハードウェアを利用するよう設計されており、実際に導入と大規模カバレッジの構築が可能です。
  • 6Gへの道
    3GPPにおいて研究が始まっており、ISAC6G時代の基盤となる見込みです。

今回の概念実証は、6G時代の能力を推進し、より広範なエコシステムと協力して、実際のシナリオや展開方法をサイト、スペクトラム、ハードウェア統合のレベルで検証するというエリクソンのコミットメントを明確に示すものです。

米国におけるエリクソン

エリクソンは米国で120年以上事業を展開しており、研究、製造、運用の各分野で事業を拡大し続けています。エリクソンは全米で6,000人を超える従業員を雇用し、AIASIC設計、アンテナシステムに特化した12の研究開発センターを運営しています。テキサス州プレイノにある米国本社は、先進的な無線研究開発、標準開発、顧客エンゲージメントの主要な拠点となっています。

エリクソンは現在、米国内でも最先端の通信設備生産施設の一つであるテキサス州ルイスビルの5G USAスマートファクトリーで、先進的な5G無線機とRANコンピュートシステムを製造しています。エリクソンはこの工場に15,000万ドル以上を投資しており、米国で大規模に通信機器を製造している唯一のメーカーでもあります。高度に自動化された30万平方フィートの施設は米国の製造業において550人を超える雇用を支え、安全で強靭な国内サプライチェーンを強化しています。6G技術が成熟するにつれ、エリクソンはこの米国拠点の製造基盤をベースに、将来の展開を支援する計画です。