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エリクソンコンシューマラボ: パンデミックにより進んだオンライン手段が今後の規範に

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本資料は2021年6月9日に発表された報道資料の抄訳です。

  • エリクソン、31の市場の23億人の消費者の意見を反映した過去最大規模の消費者調査の結果を発表
  • 消費者は2025年までに平均2.5件の新しいサービスをオンライン活動に追加
  • 消費者のオンライン時間は、2025年までに週平均10時間増加する見込み

 

Press release
Jun 14, 2021 06:09 (GMT +00:00)
Two women wearing face masks walking on a footpath.

エリクソン(NASDAQ: ERIC)の包括的な新しい消費者レポートは、新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行が引き起こした日常生活の基本的な行動をオンライン化する動きは、パンデミックが去った後も長期間にわたり世界中の人々にとっての日常的な慣行であり続けると予想しています。

The Future Urban Realityと名付けられたこのレポートは、エリクソンがこれまでに実施した最大の消費者調査となりました。レポートは、消費者がパンデミック後から2025年までの期間に起こると予想していることについて、重要な洞察をもたらしています。

全世界の31の市場の23億人の消費者の意見を代表するこのレポートは、消費者はリモートワーク、オンライン学習、オンライン診察、オンラインでの食料品調達などの日常的な活動を続けるだけでなく、平均2.5件の新しいサービスをオンラインで利用するようになるだろうと予測しています。また消費者はレジャーの時間を移動の時間より優先し、より意識の高い生活を実践し、友人や家族とともに過ごすことなると予想しています。

オンライン活動の増加については、消費者はパンデミック後の日常に戻った時も、追加で週に平均10時間をオンラインで過ごすと予想されています。またこの動きによって、これまではそれほどインターネットを利用していなかったユーザーが、パンデミックをきっかけとして日常生活でオンラインサービスに触れる機会が増えることで、ヘビーユーザーとの格差が縮まっていくことが予想されています。

エリクソンコンシューマラボの上級研究員、ゼイネップ・アハメット(Zeynep Ahmet)は、次のように述べています。「パンデミックを通して、ICT(Information and Communication Technologies)は、消費者が日常生活のさまざまな場面を管理するための不可欠な手段となりました。エリクソンの最新の調査結果は、そうした行動が「次の日常」以降もずっと続くことを示唆しています。このトレンドによって、愛する人ともっと多くの時間を共にしたり、より健康的なライフスタイルを送ったりすることなど、消費者が人生においてもっと重要なことを優先できるようになることでしょう。つまり新たなオンライン行動を後押しするモバイルネットワークとデジタルインクルージョンの両方が、強靱でインクルーシブかつ平等な未来の社会を築くために重要な役割を果たすことは明らかです」

報告書のハイライト:

  • 2025年までには、日常的なことは何でもオンラインで可能に: 2人に1人の消費者が、スキルアップのためにオンライン学習を採り入れると回答しています。世界中の消費者の半数以上が、娯楽活動のすべてはオンラインになると考えています。消費者の3人に1人以上が、今後は主にオンラインで食料品を注文すると回答しています。
  • 消費者の64%が社会のストレスレベルが高まると予想: 5人のうち3人以上の消費者が、適正な収入を維持するためには複数の仕事をこなす必要が出てくると考えています。同時に10人中7人の消費者が、より健康的な生活を送るようになると考えています。
  • 利便性のためにはプライバシーが犠牲に: 消費者の75%が、2025年には生活がもっと便利になると予測している一方で、10人中7人は、オンライン上でのセキュリティとプライバシーにもっと注意を払わなければならないと考えています。
  • 地産地消が主流に: 世界の消費者の半数は、環境問題への懸念もあり、地元で作られた製品を購入し、また生産することが、新たな未来の日常となるだろうと予測しています。
  • 消費者の半数は気候変動への懸念を表明している一方、 67%は今後レジャー旅行の頻度を増やしたい: 大部分の消費者はより持続可能な移動の選択肢を増やすべきであると考えていますが、将来のレジャー旅行に飛行機を利用することを控えると回答しているのは3人に1人に留まっています。
  • オンラインで過ごす時間は2025年までに週平均10時間増加: オンラインプラットフォームへの依存はパンデミック収束後も続くと予想されており、消費者は2025年までに、日々のオンライン活動に平均して2.5件以上のサービスを追加すると予測しています。これは平等で回復力のある「次の日常」を実現する上で、デジタルインクルージョンの重要性を改めて示すものです。

エリクソンコンシューマラボの「Future Urban Reality」レポートはこちらから

関連リンク
Ericsson ConsumerLab: keeping consumers connected during the COVID-19 world
Ericsson ConsumerLab: the voice of the consumer
Ericsson IndustryLab: the voice of business, industry and society

エリクソンについて:

エリクソンは、コネクティビティから最大限の価値を創造する通信サービスプロバイダーをお手伝いします。ネットワーク、デジタルサービス、マネージドサービス、新しいビジネスにわたるポートフォリオを持ち、お客様のデジタル化、効率向上、新たな収益源の発掘をお手伝いします。エリクソンのイノベーションへの投資は、電話とモバイルブロードバンドのメリットを世界中の何十億もの人々にもたらしてきました。エリクソンは、ストックホルムとニューヨークのナスダックに上場しています。www.ericsson.com

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Email: info.k@ericsson.com