世界の通信事業者の5G成熟度を調査したエリクソンの消費者研究所のレポートによると、フィンランドに拠点を置く通信事業者のElisaは、4Gから5Gへの顧客のアップグレードに最も成功している企業の一つです。Elisaはすでに2020年に、エリクソンのデュアルモード5Gコアにより、フィンランドで北欧初となるエンドツーエンドの5G SA接続を確立しています。これはフィンランドのデジタルトランスフォーメーションを加速させるElisaとエリクソンのパートナーシップにとって、重要なマイルストーンとなりました。
エストニアの人々と企業がこの向上した接続性を体験する時が来ました。エストニアにおける5G SA展開は、2023年の春に開始される予定です。
Elisaの技術部門担当取締役トマス・ポリ(Toomas Polli)氏は、エストニア市場に対するElisaのビジョンを語っています。「Elisaは2022年6月にエストニアで最初の新世代5Gネットワークを立ち上げました。2022年末までに5Gカバレッジが人口の50%に達するので、5G SAコアソリューションへの移行は次のステップとして理にかなっており、今後数年間に超高信頼性、低遅延性、最高レベルのセキュリティを備えたサービスをお客様に提供することになります。」
今回の発表により、エストニアとフィンランドの両国において5G SAをサポートするElisaの5Gコアがエリクソンから提供されることになりました。これは両国のユーザーに接続サービスを提供する上で重要なパートナーシップです。
エリクソンの北欧・中欧部門を統括するジェニー・リンドクヴィスト(Jenny Lindqvist)は、次のように述べています。「これまでElisaは、その市場でいち早く新しい5Gサービスを顧客に導入してきました。私たちエリクソンは、デジタル化の最前線である社会、企業、産業にわたるデジタルトランスフォーメーション目標を達成する上で重要な触媒となる5G SA接続によって、Elisaが掲げる大志に協力できることをうれしく思います。」
トマス・ポリ氏は、エリクソンとのパートナーシップについて次のように述べています。「エリクソンはElisaにとって長年の重要な戦略パートナーであり、5Gモバイルコアネットワーク分野で最も急速に成長しているグループの一つです。将来の移動体通信トレンドに関するエリクソンの技術的ビジョンは常に先駆的なものでした。エリクソンとElisaの長期的な協力関係は、社会のデジタル化と産業の自動化をサポートする最新かつ革新的なソリューションを家庭と企業分野に提供する5G SAモバイル技術の移行にフォーカスしています。」
5G SAネットワークへの移行は、既存のネットワークアーキテクチャーを進化させるだけではなく、それをアップグレードして新しいビジネスチャンスやバーティカル産業のニーズに対応する革新的な要素の導入を実現するものでもあります。5G SAデバイスは、NSAモードで動作するデバイスよりも6倍速く5G SAネットワークに接続できるため、性能の向上はすぐにユーザーに実感してもらえます。Elisaエストニアのソリューションは、エリクソンがすでに提供している既存のコアネットワークソリューションを拡張するもので、エリクソンのクラウドネイティブインフラソリューションや、デュアルモード5Gコアソリューションのコンポーネントが含まれる予定です。
5G SAは、Elisaエストニアの企業および消費者顧客向けのハイエンドの次世代ユースケースを強化し、最速の接続、最高のデータレート、低遅延性といった要件を備えたアプリケーションや、ネットワークスライシング機能をサポートする予定です。
関連リンク
- Ericsson 5G Core
- Network Slicing
- Cloud Native
- Cloud Packet Core
- Cloud Unified Data Management and Policy