エリクソン、ドバイで開催されたCCW 2024でミッションクリティカルなソリューションを紹介
本資料は2024年5月8日に発表された報道資料の抄訳です。
5月14日~16日にかけてドバイで開催されたCCW 2024において、エリクソンは移動体通信事業者やそのパートナーによる公共安全や重要インフラを担当する政府機関や組織への、高性能でレジリエントかつ安全な接続の提供を支援するDigital Airspaceやスマートグリッドモニタリングなどのミッションクリティカルなソリューションを発表しました。
エリクソンは今年、ドバイの世界貿易センターの展示フロアで、送電網の通信を最新化しサイバーセキュリティを強化するのみならず、自然災害時に展開可能な5Gネットワークを高速化する最新のミッションクリティカルなネットワークソリューションを展示しました。エリクソン傘下のクレイドルポイントのソリューションは、NetCloud Managerで管理するセルラールーターとエッジデバイスを使い、車両、ステーション、現場のいずれにおいても重要なアプリケーションやデータへの常時かつ高速のアクセスを実現できることを実証しています。
CCW(Critical Communications World)は、公共安全、公共事業、鉄道、国防などを含むミッションクリティカル通信分野の重要なグローバルイベントです。
エリクソンのミッションクリティカル部門を統括するマグナス・パッケンドルフ(Magnus Packendorff)は次のように述べています。「世界が前例のないさまざまな自然災害及び人為的な課題に直面している今、ミッションクリティカルな通信の重要性は高まっています。3GPP 4G/5G標準の採用は、消防署や警察署、救急医療サービス、重要な公共事業に携わる組織といったミッションクリティカルなユーザーに強力な最新技術を提供する新たな機会を生み出しています。接続性は社会を守るライフラインであり、エリクソンは何十年にもわたってこうしたライフラインの開発の最前線に立ってきました」
パッケンドルフはまた次のように付け加えています。「エリクソンは信頼できるパートナーまたテクノロジーリーダーとして、世界中のお客様との協業から得たビジョン、知見、経験を共有し、最も必要なときに最も必要な場所に接続を提供する次世代のミッションクリティカルなネットワークへの進化をサポートします」
エリクソンのブースではそのソリューションの一部として、低遅延の5Gで送電線の断線による山火事の脅威を軽減できることを示すスマートグリッドモニタリングなどの次世代のミッションクリティカルなサービスをご紹介しました。またミッションクリティカルな任務を目的とするDigital Airspaceのデモでは、公共安全部門の救助活動や重要インフラの検査に最適な空⇔陸⇔空の接続性を確保するエリクソンの力をご紹介しました。
5Gスタンドアローンとネットワークスライシングを使って救急医療サービスを向上させるスマート救急車のユースケースは、クリティカルなブロードバンドと次世代4G/5Gへの移行の管理を実証しています。セキュリティ管理を自動化するEricsson Security Managerソリューションは、エリクソンのサイバーセキュリティソリューションの可能性を最大限に引き出します。
エリクソンの専門家ペドロ・テルセロ・ロサノ(Pedro Tercero Lozano)、サンネ・スタイヴェ(Sanne Stijve)、パトリシア・カンポス・ミロス(Patricia Campos Millos)、ガダ・エル・ニケリ(Ghada El Nikheli)、ゼイネブ・マクニ(Zeineb Makni)らが、ミッションクリティカルなネットワークや5G NTN(Non-Terrestrial Networks)の信頼性やセキュリティなどをトピックとする発表やパネルディスカッションに参加しました。
CCW 2024のSheikh Rashid HallのエリクソンブースB20では、エリクソンのソリューションが信頼性の高い高速接続をそれが最も必要とされる場所にどのように提供するかをご紹介しました。
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