過去数年間、Frost Radar™レポートでトップランクを維持している事実は、エリクソンの研究開発への投資と、5Gネットワークインフラの全分野と前世代のネットワークインフラを含む幅広い製品ポートフォリオへの投資が、テクノロジーが絶えず技術的進化を続ける市場において評価されていることを示しています。
またエリクソンの最新かつ最軽量の省エネ製品とソリューションの提供への継続的なフォーカスも評価されています。また分析ではエリクソンのオープンRAN計画にも触れています。
エリクソンの上席副社長兼ネットワークサービス部門総責任者のフレドリック・イェドリング（Fredrik Jejdling）は、次のように述べています。「最新のFrost Radarレポートは、最も競争力のあるポートフォリオを通じたイノベーションとテクノロジーのリーダーシップにかけるエリクソンのコミットメントをはっきりと示すものとなりました。市場は厳しい状況ですが、私たちはお客様にフォーカスし、さらに大きな決意を持って前進を続けます」
Frost Radar graph: 5G Network Infrastructure, 2024
最高位を獲得したエリクソンについて、フロスト&サリバンの情報通信技術グループの責任者、トロイ・モーリー（Troy Morley）氏は次のように述べています。「エリクソンは競合他社の置き換えを含め、現在の顧客を維持し新規顧客を獲得するという素晴らしい成果を出しました。エリクソンには今後の数年間で5Gに移行するであろう重要な顧客とのパイプがあります」
エリクソンは現在68ヵ国で160のライブ5Gネットワークを提供しており、これはフロスト&サリバンによれば公表されている成績としては最高レベルです。
モーリー氏は述べています。「エリクソンの戦略は世界のあらゆる地域のCSPの進化するニーズを中心に据えています。しかし2020年にクレイドルポイントを買収したことで、エンタープライズ顧客との取引も拡大しています」
また今回のレポートでは、オープンで仮想化されたRANを目指す動向の重要性と、最終的にはオープンで仮想化されたRANが標準になるという考えについても論じています。「エリクソンが2024年にオープンRANソリューションの提供に第一歩を踏み出せば、その実現に貢献するでしょう」とモーリー氏は述べています。「エリクソンは2024年中にO-RAN準拠のソリューションを提供する予定です。フロスト&サリバンは、これによりオープンRANおよび仮想RANの収益が大幅に増加すると考えています」
今回のレポートについてモーリー氏はこうも述べています。「エネルギー効率は数年前からバズワードになっていますが、エリクソンはより小型かつ軽量で省エネのソリューションを粘り強く売り続け、顧客のニーズに応えています。この傾向は従来のRANソリューションでも続き、新しいオープンRAN製品で加速するはずです」
Frost Radarレポートは、絶対収益に加えて成長率を測定し、それらを他の複数の要素と組み合わせて、成長指数に沿って企業の成績を測定します。またこのレポートでは製品ポートフォリオ、イノベーションの拡張性、研究開発戦略の有効性、その他の複数の要素を評価することにより、各企業のイノベーションを測定しています。
ビジネスコンサルティング会社フロスト&サリバンの最新レポートは、RAN（Radio Access Networks）、伝送ネットワーク、コアネットワークにまたがる5Gネットワークインフラ市場におけるエリクソンのリーダーシップを改めて示しています。
レポート全文をダウンロード: Frost Radar™: 5G Network Infrastructure Market, 2024
注記
5G RAN、5Gコア、5Gトランスポートで構成されたエリクソンの5Gネットワークインフラポートフォリオは、低遅延と高帯域幅の提供から、ユーザーの即時応答時間の確保、CSPの配信ギガバイトあたりの消費電力の削減まで、5G展開のあらゆる側面に対応します。エリクソンの5Gネットワークのご提案にはEricsson Radio System、5Gキャリアアグリゲーション、エリクソンスペクトラムシェアリング、ネットワークスライシング、サービス自動化、5Gマネタイゼーションなどがあります。CSPは、クラウドネイティブの5Gネットワークに切り替えたり、新しいビジネスチャンスのためにネットワークを拡張したりするときに、モジュラーアプローチを可能にする5Gソリューションを利用できます。
エリクソンのプライベート5Gネットワークは、安全で強力な4G LTEおよび5G SA（スタンドアローン）接続を通じてIndustry 4.0によるデジタル化を推進するように設計されています。エリクソンのクラス最高の無線ポートフォリオにより、信頼性、柔軟性、低遅延性、セキュリティを伴って運用を最適化・簡素化できます。
*更新:エリクソンは現在69カ国で162のライブ5Gネットワークを支えています。