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[D&I] 国際女性デーにエリクソン・ジャパンが考える女性のキャリア形成や働き方デザイン

エリクソン・ジャパンでは、多様性に富み包括性のある組織を実現していくために、会社全体でダイバーシティ&インクルージョン(D&I)に取り組んでいます。毎年3月8日は、国連によって1975年に制定された「国際女性デー(International Women’s Day)」。2022年3月8日の国際女性デーのテーマは「持続可能な明日に向けて、ジェンダー平等をいま」です。
エリクソン・ジャパンの女性リーダー
エリクソン・ジャパンの女性リーダー

エリクソン・ジャパンも「女性を支援する」企業文化を醸成するために社内で有志メンバーが参画する「Women Forum」が積極的に活動を行っています。今回は、エリクソン・ジャパンの女性リーダーの声を集めて、キャリア形成や働き方のデザイン、その考え方を紹介します。

 

カントリーオペレーションズジャパン統括本部 ネットワークジャパン開発事業部 本部長 美緒 ライダーさん

「私は大学を卒業後、福岡のエリクソンに入社しました。その後、多くの時間をスウェーデンのシスタで検証エンジニア、検証チームのリーダー、プロジェクトマネージャー、ラインマネージャー、部門マネージャーとして3G、4G、5G無線アクセスネットワークの開発のために過ごしてきました。エリクソンはワークライフバランスに関して優れた考え方を持っており、母親とマネージャーを両立できています。

写真は夫が育児休暇中に、短いミーティングのために出社した時に撮影しました。夫婦でシスタのエリクソンで働いているので、夫が私のオフィスに子どもたちを連れてきてバトンタッチし、私が日ごろどう働いているかを子供たちに見てもらいました。シスタのオフィスでは子どもを連れた従業員はよく見る光景の一つです」

 

デジタルサービス・ジャパン統括本部  サービスデリバリーソフトバンク  ソリューションアーキテクト 中根 彩さん

「私はデジタルサービス・ジャパン統括本部 サービスデリバリーという部署に所属し、ソリューションアーキテクト(Solution Architect)として働いております。お客様と社内の開発チームとを橋渡しする仕事です。お客様と世界中にあるエリクソンの開発部門や部署との間に入って調整をしたり、システム構築作業をおこなったりして、お客様のネットワークをつくり上げるお手伝いをしています。

私が入社した2020年4月は、新型コロナウイルスが流行し始めたころで、社員全員が在宅勤務でした。社会人になったばかりで、なかなか人と会えないのが不安でしたが、先輩が日本や海外のメンバーを積極的に紹介してくれたので、心細さはすぐに払拭されました。

そもそも、誰に何を聞けば良いのかわからなかったのですが、頼りになる先輩方と知りあうことができたので、スムーズに慣れていくことができました。

女性が会社の中でどうやってキャリアを築いていくのか、ロールモデルが身近にいることでモチベーションが上がります。私生活も充実させながら仕事でも納得いく道を築くことができるというのを知ることが必要です。私は、このフラットで働きやすい大好きな会社を、もっと良くしていくリーダーに、いつかはなりたいと思っています」

 

デジタルサービス・ジャパン統括本部 プロジェクトマネジメントオフィス本部長 上坂 佳菜さん

(c)Sachiko HORASAWA

「私の働くプロジェクトマネジメントオフィス(PMO)は、プロジェクト業務の成功率を高め、ビジネス価値を最大化することを目的とする部署です。エリクソンの製品を導入するプロジェクト達成に責任を持つメンバー(プログラムダイレクター、プロジェクトマネージャ、プロジェクトアドミニストレータ)が多数所属しており、プロジェクト成功のため、メンバーへのサポートを提供します。加えて、プロジェクトマネジメント方式の標準化、プロジェクトマネジメントに関する研修などの運営に関わる業務や、複数のプロジェクトを横断的に確認し、その運営に関する改善活動を行っています。

私がエリクソンへ入社した理由は、多国籍企業で様々な国の人と働いてみたいと思ったためです。当時プログラミングに面白みを感じ、業務の幅を広げたいと考えていました。エンジニアとしての経験は十分ではありませんでしたが、チャンスをくれるとのエリクソンの採用の方の言葉に勇気づけられ転職を決意しました。当時は出産までの数年間に、思い切りチャレンジしたいと考えていました。入社後に結婚と出産(2回)を経験しました。出産1回目は11ヶ月ほど、2回目は6ヶ月ほど産休・育休を取得しました。2回目の復帰時は、在宅勤務の試験運用をしてみないかと上司からの打診をうけ、週4日間の在宅勤務で復帰となりました。

現在は80名程のPMOという部署を統率しています。ビジネス価値の最大化を目的に本部全体の最適化を目指しています。また、通常の業務に加え、D&Iの推進を目的とする国内のWorking Groupで、女性のキャリアアップが盛んになるような環境づくりにも貢献していきたいと思っています」

 

デジタルサービス・ジャパン統括本部 サービスデリバリー本部  5G/Could Core 1課 インテグレーションエンジニア キュウ シンイ(Qiu Xinyi)さん

「私は5G Cloud Core 1という部署で、コアネットワークの構築や検証など、テクニカルな作業を担当しています。ラボと呼ばれる施設で作業することが多く実際に手を動かしながらテストを行っています。

どんな年代の人でも、どんなポジションでも、自分の意見が言いやすいです。現場で作業しているときには、特にやり方が決まっていない状況が多いので、みなでディスカッションして、やり方を決めていきます。新人でも自分の意見を言えますし、良い意見であれば、その意見が受け入れられます。

社内には技術のスキルが高い先輩がいるので、いつかそうなりたいです。その先輩はどんな分野、どんな状況、どんな問題でも対応できるのです。私も、色々な分野のスキルをもっと磨き、いつかその先輩のようになりたいと思います」

 

デジタルサービス・ジャパン統括本部 ローカル・デリバリー・ユニット DGS仙台 I&V-2課 課長 佐々木 久美子さん

(c)Tatsuya OUCHI

「私は仙台オフィスのエンジニアチームのリソースマネージャーとしてエンジニアの育成やキャリアアップのサポート、会社動向の展開やOHS改善などのサポート全般を行っています。プロェクトや他のサービスラインと連携しながら、各種トラブルの対応やフォローもしています。

私はもともと秋田県の出身です。秋田県の会社でシステムエンジニアとして10年以上勤務した後、同社の仙台支社へと異動になりました。その後、仙台の会社で社内SEへ転職し、そこで結婚と出産を経験しました。その後、エリクソン・ジャパン仙台オフィスの開所に伴い、立ち上げメンバーとしてエリクソンへ入社しました。当時、下の子が1歳という子育ての最中でしたが、スウェーデンに本社のある外資系企業であることからエリクソンは子育てにも理解があると思い、転職を決意しました。

現在は、20名強のメンバーの管理職を務めています。マネジメント業務としてメンバーの管理や育成のほか、キャリアアップなども支援しています。この他、会社の最新の方針やガバナンス、コンプライアンスなどをメンバーに共有したりしています。今も素晴らしい上司やメンバーに囲まれて周りの方々に支えられながら、家庭では子どもの面倒も見ながら私らしく働くことができていす。今後も女性エンジニアがキャリアを継続し、家庭も仕事も大事にしながら気持ちよく働ける環境を目指して頑張っていきたいと思います」

 

デジタルサービス・ジャパン プロジェクトマネジメントオフィス KDDI プロジェクトプランナー 横溝 遥さん

「私はプロジェクトマネジメントオフィスに所属しており、プロジェクトプランナー/プロジェクトアドミニストレーター(PP/PA)として5GCのプロジェクトをサポートしています。また、プロジェクトマネージャーのサポートとして、プロジェクトに係る人的コストの管理やお客様へ提出する資料の確認などを行っています。

エリクソンではコミュニケーションのしやすさを感じています。面談などの機会も設定されていますが、それ以外でも気軽に困ったことを相談できる雰囲気です。直属の上司だけではなく、その上の上司にも話すこともできます。

入社前は会社というのはピリピリしていて、上司に話すのもためらわれるのかと思っていましたが、エリクソンは全く違います。コミュニケーションを大切にしていて、話しやすく、人柄も伝わりやすい環境だと感じます。

バックグラウンドによらず、適正に評価する風土がエリクソンにはあります。私は大学ではファイナンスを勉強していたので、今のプロジェクトでもコスト関係に関わることもあります。今後はプロジェクトの中で、コストの分析や管理に携わり、将来は法人全体のファイナンスにも関わってみたいと考えています」

 

デジタルサービス・ジャパン統括本部長 アドリアーナ・ガリードさん

「私は大学を卒業して新卒でエリクソンに入社しました。それ以来、エリクソンは常にプロフェッショナルとしてだけでなく人間として学び成長するための素晴らしい機会を与えてくれています。これまで3カ国でエリクソンの一員として働く機会に恵まれました。エリクソンでの私のジャーニーは、スペインでソフトウェア開発者として始まり、その後9年間はプロジェクトをリードする立場になりました。私はリーダーシップの経験が好きだったので、スペインでは統合・検証部門とプロジェクトオフィスの責任者として上級職を引き継ぎました。2011年、私は家族とともにスウェーデンに移り、複数の上級管理職を務めました。2018年に日本へ来て、デジタルサービスの組織を率いるという素晴らしい機会を得られました。 日本での時間は私のキャリアの中で最も実りが多く、家族と一緒に豊かで素晴らしい日本文化に浸ることができました。

エリクソンはチャンスに溢れ、成し遂げたことを誇りに思える場所であり、常に素晴らしい人々に囲まれ、ハードワークにもかかわらず、仕事と私生活のバランスを柔軟に取れる会社だといつも感じています。私は結婚して2人の娘がいます。私と夫にとって娘と一緒に過ごせる時間を持ち、同時に仕事のやりがいを感じることは非常に大切なことです。また、娘たちが将来何をするにしても、自立できるように、私が手本となって勉強し準備をすることが大切だと感じています。夫と私はすべての責任を分担し、フレキシブルな職場環境のもと、仕事もプライベートも楽しく過ごしています」

 

エリクソンでは、ダイバーシティ&インクルージョン推進が強い組織をつくり、優れた業績に繋がると信じています。大きなイノベーションや優れた意思決定、従業員の幸福はもちろん、あらゆる人にとって公平でより良い世界を実現するためにエリクソン・ジャパンでも継続的にD&Iに取り組んでまいります。

 

※一部コンテンツは、リケジョカフェの許可を得て本ポストの内容を再編集しています。

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